豆乳で作る手作り豆腐!たったの30分強でお家で簡単においしい豆腐が作れます!
今回は友達に招待してもらいパルシステムさんの豆腐を作るイベントに参加させていただきました。
作り方を教えてくださったのは株式会社ヤマキさん。
豆腐を作るのはすごく手間がかかるかと思ったら思いのほかあっさりできてしまいました。
もちろん一から大豆を洗って煮る工程からやっていたら、もはや豆腐屋さんの仕事になるので手間も時間もずっとかかりますが、今回は手軽に手に入る素材で、たったの30分ちょっとでおいしい豆腐ができてしまいました。
けっこうな衝撃!
下記が材料と作り方です。
目次
材料と準備する物
必要な材料と準備する物はびっくりするぐらい少ないのですが下記の通りです。
にがり(組製海水塩化マグネシウム):4cc
豆乳(成分無調整豆乳):150cc
お椀(豆腐を作る容器として使用)
スプーン(豆乳を攪拌時に使用)
作り方
1. 豆乳を70~75度程の温度に温める(沸騰させない程度の熱い温度)にあたためておく。
2. 豆腐を作る容器としてお椀や茶碗を準備して、こちらも豆乳を入れる直前までお湯等を入れ温めておく。
2. お茶碗又はお椀のお湯を捨て、豆乳を入れたら、スプーンを使って底からしっかりと大きくうねりを作るような形で手早くかき回す
3. かき回している最中ににがりを投入し、3回縁に沿って大きくかき回したら、逆に半回転(1回転の半分)させ、そのまま垂直にスプーンを抜く
4. 器にふたをして30分程待つ
5. 蓋を開けるとあら不思議、液体は固まり豆腐の完成です。
注意してほしいポイント
豆乳の温度は70度~75度
最初ににがりを加える豆乳の温度は70度~75度、ここはとても大切なポイントです。
というのも豆乳に添加するにがりに反応する温度が70度~75度だからです。
これより低い温度もしくは高い温度ですと固まった豆腐は作れません。
温度計等で測る等して、豆乳の温度には注意を払いましょう。
にがりは組製海水塩化マグネシウムを使う
にがりも表示内容を見ると塩化マグネシウムと記載してあるものと組製海水塩化マグネシウムと記載されているものがあります。
組製海水塩化マグネシウムは海水から作られ、ミネラルも含む精製前の天然のにがりです。
対して塩化マグネシウムはそのにがりをさらに煮詰めて、含有物を精製し、ほとんど塩化マグネシウムのみにしたものです。
材料のにがりは組製海水塩化マグネシウムと表示のあるにがりを使用してください。
豆乳は成分無調整豆乳を使う
豆乳も同じく成分を調整している成分調整豆乳と成分が無調整の無調整豆乳があるのですが、成分無調整豆乳を選んでください。
また、大豆固形分という表示がパッケージにされていると思うのですが、この大豆固形分は8%以上が無調整豆乳、6%以上が調整豆乳と別れています。
この値が高ければ高いほど、たんぱく質は多くなり、大豆そのものの味も濃くなります。
できる限り無調整豆乳でも大豆固形分が9%、10%等、高い値のものを選びましょう。
作る時はしっかり攪拌、にがりは打つ感じ
にがりを入れる前にスプーンで豆乳を攪拌しますが、これは底から全体全てがまざるように大きくまた手早く混ぜてください。
またにがりを入れるときもゆっくりいれるのではなく一気にざっと入れてください。
にがりは入れるというより”うつ”という形で一気に入れることが大切とのことでした。
また、にがりを入れた後は、そのまま底から大きく縁に沿って3回スプーンでかき回し、その後すぐ逆に半回転(1回転の半分)させそのまま垂直にスプーンを上げてください。
この時うまくいっていれば、スプーンから落ちる豆乳がすでに少しどろっとしています。
この時点ですでに豆腐になり始めているのですね。
その後は蓋をして、最低30分はそのまま動かさずにおいておいてください。
この工程をしっかり守っていればちゃんとしっかりと固まった豆腐ができるはずです。
お味は?
最終的になんとか固まった豆腐ができました。
準備さえ整えていれば、ねかせる時間含めて30分強でできてしまった、なんてお手軽!!
お味の方は、すごく美味しかったです。
大豆の味がする、また市販で売っている豆腐とは一味違う味でした。
それ以外で(株)ヤマキさんとパルシステムさんでゆばにご飯、お味噌汁、豆乳クッキーに豆乳わらび餅など盛りだくさんに用意していただいて、ほんとどれも美味しかったですご馳走様でした。
とりわけ豆乳わらび餅は聞くのも食べるのも初めてでしたが、衝撃の美味しさでした!
口の中でとろけるとはこういう場面で使うのか、と思ったのですが実際自分の口から出たのは”まじうまい”とか、多分そんなでしたね。
自分のボキャブラリーの貧相さにも衝撃でしたね・・。
(株)ヤマキさんの豆乳クッキーや豆乳わらび餅はネットでも購入できるとのことでした。
その他有機醤油等こだわりの調味料や食材も購入できるようです。
ご興味のある方は下記ヤマキ醸造ネットショップへのダイレクトリンクです!
ヤマキ醸造ネットショップ
ウェブサイト:http://yamakijozo.shop/
まとめ
まさか豆乳とにがりがあればこんなに簡単においしい豆腐が作れるとは思ってもみませんでした。
と言いつつ、この単純な3回転と反回転戻し、つい混ぜがあさかったり、ゆるかったり、3回転もちゃんと回せたのかも危うく、正直失敗したんじゃとひやひやしていました。
スプーン抜く時もサラッとしていて、(株)ヤマキさんの方のようにどろっとしていなかったし。
けれど、それでも結果的になんとかまともに固まった豆腐ができました。
なので仮にどろっとした感じになってなくても、とりあえずふたして30分はそのまま待ってみてください。
案外ちゃんとできてたりします、できてなかったらすみません。
気分転換にぜひ今度お家で豆腐を作ってみてください、食事に今日は手作り豆腐とかさらっと言って出したら、もう尊敬のまなざしですよ!!