羊毛とおはながとってもお勧め!千葉はなさんとのちょっとした思い出を振り返ってみました

2018年10月18日

ギターと羊毛とおはなのアルバム (LIVE IN LIVING for Good Night)

羊毛とおはなというバンドをご存知ですか?

自分が知ったのは、うん、いつだろう?
7~8年程前でしょうか?たまたまお店に入って、そこの視聴コーナーにあったCDを聴いたのがきっかけだったような気がします。

その時は、正直バンド名とかも特に確認せずに聞いてた、そして英語の曲だったのでずっと海外の方が歌っているのだと思って聞いていました。

その後、ふとしたことがきっかけで歌っていたのが“羊毛とおはな”という日本のバンドだったと知り、かなり驚いたのを覚えています。

いや英語もはや完全ネイティブ・・、まさか日本人だなんて1ミリも思ってなかった・・。

その後、1度だけ対面でお会いした、と言ってもライブ見に行った時でほんの1分程ですが、その時の思い出もかねてここではお伝えしていきたいと思います。



新宿Tower Recordのライブでの思い出

羊毛とおはなのコースター

5年程前でしょうか、たまたま羊毛とおはなが新宿でライブをやると知ったのです。

行くしかない!!

実は、これは自分が行きたいからというより、いや自分も行きたいというのは確かなのですが、むしろ友達のためでした。
友達がちょうど結婚するというのと引越しもしたとのことで、お呼ばれしてみんなで集まることになってたんです。

なにかお祝いのプレゼントを、と思っていたところ、その友達が羊毛とおはなのファンだったことを思い出したんです。
ライブでは新作アルバム“LIVE IN LIVING ’13”もちょうど販売するとのことで、これだ、って思ったんですね!

新宿行って、アルバム買って、そのまま午後友達の家行ってプレゼント、うん完璧なプランだ!

で、行くと既にライブは始まっていた、小規模な感じのライブでしたが盛り上がってました。
単独ライブ見に来るのかなり久しぶり、学生時代にバンプ、いや、Caravanのかな、ライブ見に行ったのが最後かもしれない。

とにもかくにもライブは無事終わり、その後はアルバムを購入するファンの方々の長い列。
なんでも対面ではなさん手書きの絵付きサイン&コースターももらえるのだとか。

これは喜んでもらえる、もらうっきゃない!!

早速自分も棚にあったアルバムを手に取り、ついでに自分の分も手に取り、列に並ぶ。
というかアルバムのジャケットがトートバッグ!デザインも素敵!

羊毛とおはな LIVE IN LIVING '13

って、よく考えたら誰かのサインもらうのに列に並ぶのは人生で初めて!
なかなか緊張するものだな!
なんだかんだで自分が列の一番最後だし。

そして、いよいよ自分の番。

正直顔とかも今日までほぼ知らなかったんですけど、小柄で綺麗な方でした。
後から知ったのですが、当時は30前半、勝手に自分よりずっと年も若いのかなと思っていたら、むしろじゃっかん年上でした、すみません。

対面、ってすごい緊張するんだな、しかも最後だし、内心かなりあたふた。
正直何を話したのかほとんど覚えていません。
ただ本当に笑顔が自然で素敵だったのは覚えています。

おはなさんが“どれでもお好きなのをどうぞ”と笑顔でサインをお勧めしてくれたのは覚えていて、う~ん、といろいろ悩む。
サインは一緒でもその隣に描かれている絵は笑っている顔や、驚いている顔等、種類がたくさん。
迷った末、はじけてる感じのこれとこれ、とさくっと選ぶ。

羊毛とおはなのサイン

“実は友達が羊毛とおはなのファンなんです。それで結婚するんでプレゼントしたいなと思って今日来たんです”。

と告げると、今度はおはなさんがあたふたしだす。

完全に“素”!!!

“え~っ、そ~なんですか、おめでとうございます、とお伝えください!!えっ、いやっ、ちょっと待ってください、え~っと”

と隣にあるたくさんのサインをあたふたしながら1つ1つ吟味し、

“これなんてどうですか?”

と満面の笑顔の絵を選んでくれた。

“ありがとうございます、はい、これにします”。

と取り換えてもらった。

そして、ここで突然、

“今日はありがとうございます”

とおはなさんの隣にいた男性の方が。

“あっ、どっ、どっ、ど~も”と自分は頭フル回転で返す。

そう、スタッフの方とずっと思っていたこの方、実は“羊毛さん”
正直この瞬間まで、自分は羊毛とおはなというのはおはなさんだけで後は臨時のメンバーで構成されていると思っていたのです。

完全に隣の人、警備の意味込めたTower Recordか事務所関連のスタッフの人かと思っていた、もうガン無視もいいところ、全く話してなかった。

むっちゃ羊毛さんに失礼~ > <

むしろこの瞬間が自分は一番パニクりました。

本当にすみませんでした!! m(_ _)m

おはなさんとの意外な共通点

羊毛とおはな どっちにしようかな

視聴でたまたま聴いた羊毛とおはな、その後アルバムを買うようになり、どんどん好きになっていったのですが、羊毛とおはなのブログを読んでいて気付いたことがあります。

意外に興味や感心のあることが共通してた!

音楽以外は正直全く羊毛とおはなについて知らなかったので、ちょっとびっくり!
ということで完全個人事ですが、勝手に共通してると感じた部分をここでは取り上げてみたいと思います。

Glayが好きでTERUさんにライブに呼ばれていた

Glay!

もう自分はまさしくGlay世代でした!
当時1990年代半ば~後期、ビジュアル系バンドといったらGlayかL’Arc-en-Ciel、かなりワイルドに分けるとファンはこの2つに大体分かれていました!

自分は特にGlayが好きで、もはや高校時代には友達とゆる~くバンドを組んでGlayの曲をひたすらコピーしてました。
で、友達がOasis、Radiohead等が好きで洋楽のコピーもやるという、なんかGlayにOasisに思えばいろいろカオスなバンドでした・・。

そのGlayのTERUさん、なんと羊毛とおはなの曲を毎朝聴いていたそうです。
2011年には直接横浜アリーナのライブに羊毛とおはなを直接招待したのだそうです!

Glayと羊毛とおはな、この繋がりは全く想像したことがなかった。

ライブ後には直接、うんこ(運呼)くんというマスコット人形もお土産にもらったのだそうです。
そのネーミング、そういう発想があったか!!

詳細はこちらの羊毛とおはなのブログに乗っています。

羊毛とおはな
ブログ (アメブロ):https://ameblo.jp/youmoutoohana/entry-10771583840.html

オーガニック・マクロビ・エコロジーへの関心

おはなさんはブログ内で無農薬・有機栽培の野菜を取ることが大切と語っていました。
また、その野菜の種についても話していて、在来種を選びたい、というより、育てたいと語っていました。

“在来種”というワードが出てくる時点で食や地球環境へのかなり関心がかなり高かったのだなと感じました。

お米だったら玄米を取るようにしていたそうです。
食をカロリーのみで計算するのではなく、その土地の身土不二のものを選び、その生命力で計算することが大切とのことでした。

マクロビ関連やベジ関連のカフェ等もツアーの際などいろいろ巡っていたようです。
安曇野にあるシャロムヒュッテにも行かれたとのこと、ここずいぶん昔自分も行こうとプランしていたことがありました(結局断念しましたが)。

ライブも池上本門寺のSlow Music Slow LIVEアースガーデンにも過去何度も出演されていたのでした。
自分も羊毛とおはなの出演時には都合合わなかったのですが、池上本門寺のライブやアースデーは何度か見に行ったことがありました。

ちなみにライブの時の衣装はビンテージの古着を好んで着ていたそうです。

また、ライブでは、“ママのためのカフェライブ”と称して全国ツアーもしていました。
赤ちゃんや小さな子供と一緒に母親も楽しめるライブを実現したいと、カフェ等を中心に活動していました。
東京では三鷹にあるDAILIES CAFEで何度かライブをされていたようです。

カフェからしっかりとした理解を得るだけでなく、ベビーカーが置け、オムツ換えができるスペースもあって、と全ての条件の揃った場所を探すのは中々難しかったようです。

病気について

おはなさんの手紙のイメージ(羊毛とおはなのアルバム)

千葉はなさんは2015年4月に逝去されました。

乳がんが原因でした。

西洋医学ではなくホメオパシーや食事療法・漢方といった東洋医学のみで完治を目指されていたそうです。
ですが病状の改善は難しかったようです。

最後にファンの方々に向けて書かれた手紙を読むと、亡くなられるずっと以前に、ご自身が全て悟っていたようでした。

実際その1年半程前のブログの中でも“音楽のオーラが消えた、音の神様が私の肩から手を離したのを感じました。”という一文がありました。

死という概念に対し、

“皆さんとひとつになれるような気がする。私の身体はなくなっても、私は存在します。だから悲しまないでください。”

と語っていたのが印象に残りました。

死を通すことでひとつになれる、生きている自分が言うのはなんですが、理解ができるような気がします。

手紙を見て、著名なアーティストであるという枠を超えて、最後まで身近な周りの人・ファンの人達を優先して考える人だったのだと感じました。

一瞬だったものの、自分自身が初めて対面してお話しした時、それは直感的に感じました。
ファンとして並んでくれているからという笑顔ではなく、本当に1人の人間としての心からの“素”の笑顔。
実際その後、本気になって友達のためにベストなサインを慌てて探してくれている時の様子は“千葉はなさん”その人でした。

一般のファンの方のメッセージ等にも病状が悪化されている時でも丁寧に返していたようでした。
これはおはなさんが言っていたわけでなく、他のファンの方でメッセージを当時送られていた方が、そんな状態だとは全く知らずにメッセージを送ったら、丁寧に返事をもらえた、と後から語っていました。

はなさんは、悲しまないでください、と強く訴えていました。
悲しみの中で思い出してもらうより、明るい思い出の中で思い出してもらいたい、それがはなさんの生前からの強い想いでした。

羊毛とおはなの個人的にお勧め&人気の曲

羊毛とおはな LIVE IN LIVING for Good Night

羊毛とおはなの曲は、NHKの「みんなの歌」で使われた“あくび猫”、ドラマの「喰う寝るふたり 住むふたり」で使われた“エピソード”、アニメ「異国迷路のクロワーゼ The Animation」の主題歌“世界は踊るよ、君と。”等々があります。

ここでは中でも個人的にお勧めの曲、実際人気の曲をいくつかピックアップしました。
正直どの曲も良いので、ピックアップ自体が難しかった!

ただいま、おかえり

“ただいま、おかえり”、きっとこの曲はおはなさん自身を重ねて作ったんじゃないかな、と感じます。

町を飛び出して東京にきた少女、負けないようにしてたけど、ふと帰りたくなることがある。

頑張らなくたってだいじょうぶ、君は頑張ってる

曲だけでなく歌詞も素晴らしいと感じました。

ただいま、おかえり、そう言ってくれる人がいること、言える人がいること、そういう場所があるということ。
どこまでも温かい曲だと感じました。

はだかのピエロ

“はだかのピエロ”は、明るいテンポの曲ではありませんが、すごく良い曲・心に沁みるです。

笑顔を忘れたピエロ 着飾る事で 生まれ変わるように

作詞は羊毛さん、本当に歌詞が素晴らしい。

ピエロだけれど笑うことを忘れてしまったピエロ、そして、派手な服で着飾ることで生まれ変われるようにと。
手に入れたのは横たわるプライドだけだった。

切ないのですが、何度も繰り返し聞いてしまう曲です。

空が白くてさ

“空が白くてさ”は映画「さんかく」の主題歌として使われた歌です。

最低限度の荷物だけで街に出た

出だしの歌詞から良い!
曲も明るくて、おはなさんの声がまたすごく合う!

君に続く線路沿い

本当に羊毛さんの言葉のセンスには感嘆します!

聞いているだけで幸せな気分になれる曲です。

そ~、迷ったり悩んだりしながら自分だけの地図が出来上がってくるのです。
スタートラインに戻ることもあれば、突然行き止まりになったり、転んだりすることも、でもまた立ち上がって歩いて行く。

本当に人生は旅そのものだなと思います。

ずっとずっとずっと


どこまでも温かい、そしてそんな気持ちにもさせられるのが“ずっとずっとずっと”

自分も唯一羊毛とおはなでコピーできるのがこの曲です。
と言っても全くうまくはないのですが。
ゆっくりな曲でコード進行も難しくはないので、アコースティックギター等やられている方はぜひ!

これは旦那さんに向けた曲なのかな、おはなさんの愛が伝わってくる歌です。

キーラの森

“キーラの森”は人気曲にランクインしていたというわけではないのですが、個人的に好きなのでピックアップしました。

全部英語の曲で、恐らく自分が日本人と知らずにずっと聞いていたのがこの曲だったような気もします。
そのぐらいの流れるように自然な英語でした。

聴いていると、物語の世界が目の前に広がるような気がします。
ホーホーとフクロウの声が歌詞に入っているのも良いですね!

キーラが誰なのか、そもそも人ではないのか、等気になるところです。

うたの手紙〜ありがとう〜

聴いているといろいろなことを思い出させてくれます。

伝えよう ありがとう

本当にそうだなと思います。

伝えない価値もありますが、言葉にして伝えることで初めて伝わる価値もあります。
ありがとう、なにげない言葉ですが、なにげないその言葉が、伝えること・伝わることでその人にとって特別な言葉になる。

“うたの手紙〜ありがとう〜”は歌詞も素晴らしいなと思いました。

まとめ

羊毛とおはなのサインとコースター

といった形で、ちょっとした個人的エピソードを思い返しながら羊毛とおはなについて語ってみました。

本当に音楽や思い出というものはいつまでも残っていくものなのだと思いました。
実体的な部分より、きっとそういった部分が大切で本質なんじゃないかと感じます。

羊毛とおはなはTV等に頻繁に出演するような有名なバンドではなかったかもしれません。
ここで初めて知ったという方も多いかもしれません。
ですがおはなさんは東京への上京を決意する際、

私の歌を大勢の人に聴いてもらうより、一人一人の胸の奥まで染み入る歌を歌っていきたい。

と語っています。

その歌声は確かに一人一人の心に届いたと思います、そして届き続けると思います。

羊毛とおはなとしては、新作はないかもしれませんが、羊毛さんは新たなバンド“THE BOCOS”を結成し現在活動されています。
こちらもゆったり、まったり聴きたい時にはお勧めです!

THE BOCOS
公式ウェブサイト:http://thebocos.com/

最低限度の荷物で旅か~、また旅立ちたくなってきました。
そ~だ台湾行こ~!(って思ったらパスポート期限切れだった~、来月更新しにいこ)

羊毛とおはな
公式ウェブサイト:http://youmoutoohana.com/
ウェブサイト (羊毛とおはなの日):http://youmoutoohana.com/youhananohi/
ブログ (アメブロ):http://ameblo.jp/youmoutoohana/