池袋防災館で防災体験ツアーに参加した感想!見どころは?何ができる?

先日池袋の防災館の防災体験ツアーに参加してきました。
友達が参加してみたい、ということでネットで予約して一緒に行ってきた形です。
避難訓練とか小学校とか中学校でやった記憶はあるのですが、ちゃんと消火器使ったり、煙や震度7の地震を疑似体験したのは初めてでした!
ここでは池袋防災館の防災体験ツアーが実際にどんなものだったか感想をお伝えできればと思います。
目次
行き方・アクセス

池袋駅のメトロポリタン口が最寄りとなります。
池袋駅メトロポリタン口からは徒歩5分程で池袋防災館に到着します。
池袋駅メトロポリタン口を出たら、駅を背に左へずっと300m程2つ目の信号まで進みます。
信号を渡って右に曲がり100m程進むと左手に池袋防災館の建物があります。
池袋防災館の防災体験ツアーとは?

消化・煙・地震の疑似体験をできる無料のツアーです。
基本ツアー(1時間40分)・ショートツアー(50分)・ナイトツアー(1時間40分)・やさしい日本語防災体験ツアー(1時間40分)があります。
今回自分が参加したのは基本ツアーでオプションで視聴覚教室・救急コーナー・図上訓練コーナー・VRコーナーの中から1つ選択することができました。
基本ツアーは平日も土日も毎日開催されていますが、ナイトツアーは毎週金曜日のみ、やさしい日本語防災体験ツアーは毎月第二日曜日のみの開催となります。
また、ショートツアーで体験できるのは地震体験と視聴覚又は図上訓練の2体験のみとなります。
池袋防災館の基本ツアーの感想と見どころ
消化コーナー

消化コーナーでは火元への消化を体験することができました。
と言っても本物の火ではありません。
あくまで疑似体験で、スクリーンに映し出される炎に向かって消化する形です。
本物の消火器を使いますが、中に入っているのは水で水を放出する形です。
ちなみに実際の本物の消火器の中に入っているのは炭酸ガスとリン酸アンモニウムなどの粉末消火薬剤です。
最初に火事の映像を見て消火器の使い方の説明を受けた後に消化体験に入ります。
消火器はスタッフの方も実践して使い方を教えてくれます。

正直自分は消火器使ったの初めてでした。
2~3キロあって意外に重い。

消火器は上にある黄色いピンを抜いた後、ホースをスクリーンに映る火元に向け、レバーを握ると水が勢いよく放出されました。
合言葉は“ピン・ホース・レバー”だそうです。
火災を見つけた場合、まず最初に周りに火事だ~と叫んで周りの人に知らせることもとても大切とのことでした。
4~5人で一列に並んでやる感じでした。
スタッフの方は本物の消火器は10秒~20秒ぐらいしか出ないと話してくれましたが、実際にそのぐらいで水も出なくなりました。
ちなみに粉末消火器は10秒~15秒、強化液消火器は30秒~70秒程だそうです。
多分一般に自分達がよく目にする消火器は強化液消火器ではないので10秒~20秒で出なくなると思います。
思っていたよりもずっと短かった・・。
煙コーナー

煙コーナーでは火災時に発生する煙を体験できます。
と言ってもここで使う煙も疑似なので有害な煙は使っていません。
ま~本物の煙は有毒ガスなので吸ったら普通に危ないですからね^_^;
ここでは煙の性質についてスタッフのから説明を受け、“おかしも”が大切だと教わりました。
懐かしい言葉、小学校の避難訓練の時よく先生が言ってました。
“おさない・かけない・しゃべらない・もどらない”、ですね。
部屋の外のモニターで内部の様子を確認できます。

スタッフの方がまず1人で実践を見せてくれた後、5人~8人ぐらいずつに分かれ煙コーナーに入りました。
中は既に煙で溢れています。
煙の上昇速度のスピードは毎秒3m~5mだそう、人が歩くのより何倍も速いです。
かがまないと煙を吸ってしまうので、かがみながら、ハンカチを持っている方はハンカチで口をおさえながら前に進みます。
自分は最初つい何も考えず普通に立ったままそのまま中へ入ってしまい、一瞬煙を吸ってしまいました。
煙は部屋の上部に集まり、本物の火災で発生する煙には有毒な一酸化炭素が含まれています。
この一酸化炭素中毒による死因が火災の中で多い死因なので注意が必要です。
中は暗く煙で霧がかかったかのような状態で、あまり前方がよく見えませんでした。
なんで前の人の後をひたすらついて行ってました。
写真も途中で取りましたが、もはやなんの写真かよく分かりません ^_^;

小さな子供の中には出た後泣いてる子もいましたね。
確かに小学校低学年とかだとまだ恐いかもですね。
地震コーナー

地震コーナーでも最初にスタッフの方が実演をして見せてくれました。
テーブルの下に入りかがんでテーブルの脚の上部を掴む形です。
下の方を掴むと手を床とテーブルの脚の間に挟んでしまうので脚の上部を掴んでくださいとのことでした。
ここで体験できるのは震度6と震度7。
子供は震度6、大人は震度7を体験できます。
1995年の阪神・淡路大震災と2011年の東日本大震災が震度7ですね。
正直自分は震度6も震度7もどちらも人生で一度も体験したことがありません。

4~5人で地震コーナーに入るとぐらぐら揺れ始めるのですぐにテーブルの下に入ります。
最初はあまり大きくないのですが、どんどん揺れが激しくなっていきました。
正直震度7は普通に立ってられないですね。
テーブルの上に物が乗っていたらまず全て床に落ちると思いました。
本棚なども固定していなければ普通に倒れてくるぐらいの激しい揺れでした。
地震の怖さを身をもって体験することができました。
そして小さな子供はここでも泣いていました、いや震度6でもかなりの揺れだからこれは恐いわけです。
逆にもう1回やりたい~と勇敢なお子様もいました。
オプションコーナー (VR体験)

基本ツアーではオプションで視聴覚教室・救急コーナー・図上訓練コーナー・VRコーナーの中から1つ選択することができます。
救急コーナーも大切なので迷ったのですが、開催時間が合わなかったため今回はVRコーナーを選択しました。
ヘッドセットを付けると目の前の映像で地震・火災・風水害の疑似体験をすることができました。
25分程で終了です。
VRだと自分がその場にいるような体験をすることができますね。
これが現実に自分の身に起きてなくて良かった!
ちなみに救急コーナーを外からのぞくことができましたが、これはけっこう本格的に救急処置を学ぶことができそうですね。

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お土産にトミカとハローキティのコラボグッズも

4階では池袋防災館のお土産を販売していました。
消防車・救急車・ヘリコプター・オートバイなど災害救助に関するトミカが売ってました。
お値段は540円とお手頃価格でした。

ハローキティとコラボしたクリアファイルやタオルも。

東京消防庁マスコットキャラクターのキュータ君のぬいぐるみも。

限定お菓子とかもあれば買いたかったのですが、食品類は一切ありませんでした、あったらきっと売れるのに、残念。
でも子供はトミカやハローキティは喜びますね!
キュータ君は子供による!
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まとめ

実際に来て体験できて良かったです!
消火器の噴射・火災の煙・震度7の地震、どれも自分は実際に体験したことがなかったです。
やっぱり備えあれば患いなしです。
そ~言えばうちのマンション消火器ってどこにあるんだろ、と思って帰って確認したら普通に目の前の通路に置いてありました。
毎日目にしていたはずが、全く見ていなかったのか・・。
防災グッズ等も大切ですね。
自分は普通におやつ代わりに乾パン普段から買って食べちゃってますが^_^;
南海トラフや富士山の噴火も本当にいつ起こるか分からないので、何か起こった時の備えとして防災体験はとてもお勧めです。
池袋防災館 – 東京消防庁
住所
東京都豊島区西池袋2丁目37番地8号
最寄り駅
池袋駅(南口・西口・メトロポリタン口より徒歩約15分)
参加費
無料
開館時間
9:00〜17:00(金曜日のみ21時まで)
休館日
毎月第1火曜日、第3火曜日及び第3火曜日の翌日
年末年始 (12月29日~1月3日)
ウェブサイト
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/taiken/ikebukuro/index.html