ウーバーイーツで配達員をやってみた!メリット・デメリットを含め感想をお伝えします!
前々からウーバーイーツを機会があったら注文してみたいと思っていたのですが、むしろ今月逆に配達員側でデビューしました。
はい、すき間時間にささっとできる&すぐキャッシュになる、というメリットに魅かれたたためです。
最初はけっこう緊張しましたね、説明会でささっとビデオ見ながら説明聞いて(15分程)、はい行ってらっしゃいといった感じでいきなり1人でそのままデビューになるだけに。
もちろん注意事項など最低限の部分は説明されますが、こんなさっとしたもので配達してだいじょぶだろうか、とも正直思いました。
ですが2~3回配達すると、こんな感じなのかとけっこう慣れます。
ここでは実際に自分が配達をしてみて感じたウーバーイーツのメリットとデメリット含めた感想をお伝えできればと思います。
目次
ウーバーイーツのメリット
ウーバーイーツの大きなメリットは“好きな時間に仕事ができる”・“ストレスフリー”・“ダイエットになる”・“街に詳しくなる”、といった部分がとりわけ大きなメリットだと感じます。
好きな時間に仕事ができる
いつ初めていつやめても全部自由です。
朝の6時から初めても夜の7時から初めてもだいじょぶです。
今日は午後少し時間あるし1時間だけ働こう、というのもOKです。
アルバイトのように事前にシフトを申請する必要等も全くありません。
働きたいと思ったその時にウーバーイーツのアプリをオンにして、もう今日は疲れたしやめよ、と思ったらアプリをその場でオフにして終了です。
全て当日の自分の気分で仕事をする時間を全て管理できてしまいます。
アプリのオンオフだけで勤務時間を全て自分で決めて管理することができるのがウーバーイーツの大きなメリットです。
人間関係によるストレスフリー
職場での離職の最も多い原因が人間関係だと言われます。
上司も同僚も一緒に働く人は自分で選ぶことはできなので(相手もそうですが)、こればっかりは永遠の課題です。
と言っても、自分の心の持ち方次第で基本なんとでもなる、というのが個人的な意見ではありますが。
ウーバーイーツは、基本1人、というか常に1人で動きます。
誰かと一緒に何か作業をする、ということがありません。
唯一ある人とのやり取りは、お店で料理を受け取る時&お客さんに渡す時、以上です。
そのやり取りも“こんにちは、ウーバーイーツです(お店到着時)”と“ウーバーイーツです、こちらお料理になります(お客さんに渡す時)”といった2~3言ぐらいです。
後は“ありがとうございます”、といった基本的な言葉を交わすぐらいで終了してしまいます。
人とのコミュニケーションは苦手、という人、人間関係でストレス抱えたくない、という人には大きなメリットです。
ダイエットになる
これはダイエットしたい方にはかなり大きなメリットです。
お金もらえて減量までできてしまえるので。
というかある種否応なしの強制的な減量です。
自分は昼前から夜遅くまで1日自転車で走ったことがありましたが、けっこうな、いえ、かなりの運動量でした。
冬で着こんでいましたが、走っているうちにむしろ熱くなってきました。
寒いだろうと手袋も念のため用意していたのですが、むしろ1度も使わず。
1日走るとダイエットに大きく貢献するのは確実ですが、けっこうな体力を使います。
プラス全く普段運動していない方ですと、翌日足が筋肉痛になると思います。
足腰鍛えられるというメリットもありますが。
いきなり1日やるよりはお昼だけ夜だけ、1~2時間だけ、と自分のペースに合わせて無理なく配達するのがお勧めです。
街に詳しくなる
ウーバーイーツはどこでも自分の好きな場所を走ることができます。
自分が住んでいる場所以外にも、そこから移動して好きな場所をどこでも走れます。
自分はニーズがあるので池袋を度々走っているのですが、こんなお店できていたのか、といろいろ発見がありました。
池袋は大体地理もお店やも分かるな、と思いきや、いつの間にか大きな商業施設がいくつも建っていました。
今年のオリンピックに向けて急ピッチで進めていたのでしょうか。
行列のできているお店も発見できたり、駅から少し離れると住宅街や商店街、庶民的なスーパーやお店もあったりと、走っているだけでいろいろ発見があって街にも詳しくなれ普通に楽しいです。
収入がけっこうすぐに入る
日払いや翌日払いとまではいきませんが、来週までに即金で現金が欲しい、という方は可能です。
ウーバーイーツでは毎週水曜日に報酬が口座に振り込まれます。
月曜日~日曜日まで働いた分が毎週水曜日に振り込まれる形です。
毎月の給料まで待てない、来週には現金が必要、という方には大きなメリットです。
やりたいと思ったその日に始められる
これもびっくりな部分ですが、やってみたいと思い立ったその日に始めることも可能です。
説明会だけは参加する必要がありますが、それさえ参加すれば当日から始められます。
必要な時間は説明会会場までの移動時間と説明を聞いて登録する時間(15分程)、後はその場でウーバー専用のバッグを渡されるのでそのまま配達にGoすることができます。
と言っても緩衝材の用意や動きやすい服装、人によってシェアサイクルの登録などその後準備に少し時間をかける必要があると思いますが。
ですが日雇いのアルバイトでも面接や説明会など行った当日からそのまま仕事を始められる、というのは聞いたことがありません。
思い立ったらすぐ、もう当日に始めたいという方はウーバーイーツでは可能です。
ウーバーイーツのデメリット
ウーバーイーツはメリットもたくさんありますが、気を付けなければならない点もいくつかあります。
とりわけ気を付ける必要があると感じたのは“事故”です。
事故に合う危険性がある
まずウーバーイーツで一番気を付ける必要があるのは事故です。
自転車でもバイクでも、生身の身体で配達するので事故に巻き込まれる可能性があります。
自分が注意していても、車道を走る限り車やバイクの事故に巻き込まれる可能性はゼロではありません。
また、逆に自分が事故を起こしてしまう可能性もあります。
正直自分自身大事故にならないにしてもヒヤッとした経験があります。
常に注意して運転しないと大きな事故を起こしてしまう可能性があります。
自転車だからと気を抜いてしまうと大事故に繋がりかねません。
どんなにウーバーイーツでお金を稼いでも、大事故を起こしてしまったら、それまでの収入がすべてパーになるどころか、内容によっては一生その責任または肉体的な後遺症も抱えていかなくてはいけなくなります。
もちろんウーバーイーツのドライバーの賠償責任と乗客の傷害はUverの保険でカバーされてはいます。
HELLO CYCLINGやドコモ・バイクシェア等の大手のシェアサイクルも保険が効きます。
ですが、お金よりなにより相手でも自分でも身体に大きな障害を負った場合は一生ものになってしまいます。
なにより事故を起こさないことが一番です。
誰しもが稼げるとは限らない
ウーバーイーツは稼げるという話をよく聞きますが、実際人や稼働時間によりけりです。
ニーズのない場所や時間で配達していても、呼び出しほとんどかからず全く稼げないということもありえます。
また、自分の自転車を持っていない人でシェアサイクルを使う人はその分のコストも余分にかかってきます。
最初の目的地まで電車で移動した場合、その分の移動費もかかってきます。
実際にどれだけ稼ぐことができるかは自分自身の経験から最後にご紹介したいと思います。
それなりに体力が必要
1時間~2時間でしたら正直普通の体力のある方でしたら問題ないと思います。
これが5時間6時間となるとけっこうきついです。
もはや普通の自転車で移動などもっての他です。
最低でもロードバイク、個人的には電動自転車が必須だと感じます。
自分は電動自転車を初めて借りて乗ってみたのですが、電動機を最初使っていなかったため2時間でばてそうになりました。
というのも、乗れば勝手に電動機が働くものと思っていたのです。
せっかく電動自転車借りたのに普通の自転車の状態で乗っていた形です。
電動機をオンにしたらびっくりするぐらい楽、これでしたら6時間でも7時間でもこぎ続けられる、と感動したのもです。
と言っても、朝の11時頃から夜の10時まで乗り続けていた時はさすがに疲れました。
翌日足が筋肉痛の一歩手前でした。
普段筋トレしていなかったらほぼ確実に筋肉痛になっていたと思います。
ある種良い運動になり足腰を鍛えられる、というメリットにもなりますが、いや体力全くないし使いたくない、という人にはなかなか厳しいかもです。
そんな方は仮にやるとしたら1~2時間ほどの短時間ワークがお勧めです。
多少のメンタルの強さがないとちょっとへこむ
ウーバーイーツに基本メンタルの強さは求められません。
ただ、お店からとお客さんからそれぞれ評価がつきます。
配達員側もつけることができますが。
ここで、マイナスの評価をもらうと少しへこむこともあるかもしれません。
ただ、めったなことがない限りはマイナス評価をもらうことはありません。
普通に受け渡しができればだいじょうぶです。
と言いつつ自分は早速初日の配達時にもらってしまったわけですが、全然だいじょうぶではありませんでした。
ウーバーイーツでは誰がマイナス評価をつけたかまでは確認できませんが、大体検討をつけることはできたりします。
自分の場合は、配達の時オートロックで完全に迷子になったことがありました。
その時に何度も開けてもらうために呼び出してしまい、最終的に料理を手渡した時も無言で配達終了でした。
通常のマンションのオートロックでしたら自分もだいじょうぶだったのですが、2重になっていたうえにそのまま進み続けたら外に出てしまい、再び入るのにも最低2回呼び出さなければならなかったわけです。
これは自分のミスなのでやむをえないです。
人によっては高層マンションに行ってドアの前でインターホンを鳴らすと、ドアのすき間から無言で手だけが伸びてきて配達終了、ということも配達員あるあるなのだそう。
自分の場合は今のところ出会ったことはありませんが、むしろしっかり応対してくれ良い人が多い気がします。
ささいな評価や対応まで1つ1つ気にしなってしまう人は、いろいろな人がいるしあまり気にしない&自分が改善できる部分は改善する、ぐらいの気持ちでやるのが良いと思います。
ウーバーイーツの報酬・収入はどのぐらい?
実際にウーバーイーツは稼げるのか?
ここが働く側からしたらかなり重要な点ですね。
下記が東京での報酬の詳細です。
報酬は地域によってじゃっかん異なります。
お客さんへの受渡した時の料金:125円
お店からお届け先(お客さん)までの距離料金:1km = 60円
Uberの手数料:10%(上記各報酬料金から手数料として10%が差し引かれます)
人によっては月に20万円~30万円稼がれている方もいます。
というか30万円~50万円とか稼がれている方もまれですがいたりします。
ただ、これはもう週5日~6日とかで本業としてやっているベテランの方です。
すき間時間で都合のつく時だけ、という形だと、正直な感想時給800円~1000円ぐらいだな、と個人的に感じます。
自分の経験上、1件運ぶと大体400円~500円、1時間に2件程運べるので800円~1000円(距離や頑張りによっては3件もいける場合があります)。
これに特別報酬やインセンティブといったボーナス等もつくので更にプラスになったりします。
ただ、常に呼び出しが鳴るわけでもなく、準備はできていても全く稼働できない待機時間もあったりします。
稼働できない待ちの時間が多いとその分報酬も増えず、インセンティブ等のプラス要因があったとしても相殺されて総合的に考えると時給800800円~1000円ぐらいだな、というのが自分の肌感覚です。
※上記最初に記載していた800円はプロモーションといったボーナスの報酬を入れていなかったことに後から気付きました
実際自分も朝の11時過ぎから夜の10時30分頃まで1度配達したことがあり、その時は87001万円程の売上でした。
時給換算すると790約1000円です。
配達は20件したので、1件当たり435500円です。
ま~ここから自分の場合は電車での移動費とシェアサイクルの利用料金を引くと、なんと時給650750円程になってしまうという、なんとも残念なオチではありますが。f^_^;
高校生の頃にやったスーパーのバイトでもこの数値は叩き出したことがありません。
高校生の頃にやったスーパーのバイトと一緒の額でした。
日給1万円超える人もいますが、恐らく1日やっていたり、常に呼び出しが出る場所に移動している&バイクを使っているか・配達速度がかなり速い人だと感じます。
通常の脚力の自分のような人間が普通にすき間時間で自転車でちょこっと、という感じでやると恐らく時給800円~1000円前後です。
これも自分のようにシェアサイクルを使ったり電車で移動したりする人の場合、そこにかかる費用を引くとさらに低くなります。
正直お金という面だけを考えるとコンビニでアルバイトしていた方が普通に稼げるな、と感じました。
ただ、かなりフリーに自分の都合でいつでも仕事できる、というのがウーバーイーツの最大のメリットです。
また、休日や雨の日はプラスの報酬も発生したりします。
慣れれば周るスピードも速くなりますし、頑張り次第で時給1000円~1500円は可能だと思います(本当に頑張り次第ですが)。
ウーバーイーツは時給が自分のように8001000円前後かそれ以下にもなれば人によっては倍近くになったりと、個々の力量やつぎ込める時間等によって大きく報酬額が変動する仕事だな、と感じました。
副業としてやられる方は、あまり気張らずにすき間時間で、というぐらいの感覚でやる方が良い気がします。
ウーバーイーツの感想まとめ
ウーバーイーツの配達は普通に面白いです。
どんなお店が人気なのか分かりますし、自分の好きな場所に行けばそこに詳しくなれます。
自分は外国の方のガイドも今後やろうと思っているので、ここのお店・施設は連れて行ってあげたら喜んでもらえるかも、とそんな発見もあったりしました。
せっかくたくさんの場所をまわるのでしたら、同時にいろいろな視点から見てみるといろいろ繋がってアイデアが湧いてきたりします。
中での作業ばかりの人は気分転換にもなりますし、良い運動にもなります(ただしやり過ぎると翌日筋肉痛です、慣れるかもですが)。
事故だけは注意をして、興味のある方はぜひウーバーイーツの配達員、トライしてみてはいかがでしょうか。
自分も時間に余裕がある時は、今後も時々やってみたいと思います。