スーパーマリオの映画を3Dメガネで見た感想!全世代にお勧めの面白さ!
海外でも日本でも今とりわけ大人気なのがスーパーマリオの映画!
世界興行収入は約500億円と推定され、アナと雪の女王2の記録を抜き北米で映画公開後4週連続1位を記録と大ヒットしています!
自分は公開開始3日後に見に行ってきました!
いつも映画は通常の2Dで見るのですが、今回はあえて3Dメガネを使って見てきたのでその感想をお伝えしたいと思います!
※ 以下感想記事は多少ネタバレ含みますので、それは困る、という方は映画見た後に再訪していただけると幸いです
目次
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーとは?
マリオの生みの親として海外でも有名なのが任天堂代表取締役フェローである宮本聡さん。
スーパーマリオはゲームをする人にはおなじみのゲームでしたが、ゲームを普段プレイしない人には名前を知っていたとしてもあまりなじみがありませんでした。
そこで当時任天堂の代表取締役社長であった岩田聡さんと宮本さんは映像コンテンツについて話し合い、ゲームの枠を超えて届けることが大切だと考えました。
岩田聡さんは2015年に逝去されましたが、その意志を宮本さんが継ぎ、今回映画製作のパートナーとしてミニオンズやシングなどを生み出したイルミネーションスタジオが選ばれました。
イルミネーションスタジオ創業者のクリス・メレンダンドリさんと宮本さんが共同でプロデュースし、今回初となるスーパーマリオの3DCGアニメーション映画、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が誕生したのです。
PS. 下記ファミ通.comに宮本さんのインタビュー記事の詳細は記載されています
映画『スーパーマリオ』宮本茂氏インタビュー。約6年かかった制作の裏側(ファミ通.com)ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーの感想
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーを見て良かったと感じた点、逆にここはもうちょっとと個人的に感じた点をそれぞれお伝えできればと思います。
良かった点
多分全世代飽きることなく楽しめる
単純に最初から最後まで中だるみもせず飽きることなく楽しめる映画!
ストーリー展開がけっこう目まぐるしいので、自分は最初から最後までずっと集中して見ることができ時間が経つのもあっという間でした。
子供は間違いなく楽しめると思いますが、スーパーマリオやゲームにあまり詳しくない大人でも楽しめると思います。
自分はスーパーマリオドンピシャ世代なのでやっていたのですが、それも子供の頃人並みに程度でここ20年近くスーパーマリオ関連のゲームやったことありませんでした。
あっ、でもニンテンドークラシックミニちょっと前に買って友達の子とドクターマリオははまってました^_^;
なんで正直けっこう知らない新キャラとか設定とかいろいろありましたが、普通にゲームとはまた別の世界のスーパーマリオとして楽しむことができました。
映像がとにかく綺麗
とにかく映像が綺麗でした!
これは映画を見た他の人の感想の中でも多かったです。
高解像度で動きも滑らか、スーパーマリオの世界に没入することができました。
その他、イルミネーションスタジオとの共同制作とのこともあってキャラの表情と動きがもはやミニオン、という感想もありました。
自分はミニオンの映画見たことないので分かりませんでしたが、見たことある人にはミニオンを彷彿とさせるのかもです。
任天堂の小ネタがあちこち満載
細部に任天堂のゲームの小ネタが散りばめられています。
っと言いつつ自分はほとんど気づきませんでした・・。
まずマリオが最初にルイージと一緒にいたピザ屋の名前がパンチアウト!
これは自分も知っていました、というか子供の頃何度かやったころのあるファミコンのゲームでした。
このパンチアウトはそもそも1983年にアーケードで登場したボクシングゲームなのだそうです。
そしてマリオがレフェリー役で登場します。
その他ピザ屋にはマリオとルイージの上司であるブラッキーも登場します。
ブラッキーはレッキングクルーという1985年に発売されたファミコンソフトの主人公だそう。
このゲームも名前しか知らなかったので気付けませんでした。
ちなみにこのブラッキーは英語で差別的な用語なこともあり、作中ではスパイクに改名され登場しています。
その他にファミコンのアイスクライマーに登場するホワイトベアをモチーフとした看板が設置されていたりバルーンファイトの飾りもでてきたようです。
また、映画内でマリオがやっていたゲームは光神話 パルテナの鏡という1986年に発売されたゲームだそうです。
敵に倒されてしまった時表示されるヤラレチャッタというメッセージが有名だそうで、自分はこちらのゲームも知りませんでしたが、見ている時にヤラレチャッタと大きく表示されたので多分なにか意味があるんだろうな、とだけ感じました。
昔ながらのおなじみのキャラに加え、テンテンやイバラムシなども登場します。
比較的最近のキャラなのかな?少なくともファミコンのスーパーマリオにはいなかったな。
他にもいろいろ小ネタが満載らしいですが、普通に見てしまった、そしてそもそもそんなにスーパーマリオ詳しくない自分はほとんど気付けませんでした。
任天堂のゲームやスーパーマリオに詳しい人はとりわけ楽しめるのではないかと思います。
ちょっと残念だった点
ストーリーは普通
ストーリー自体は特に深みがあったり大きなテーマがあったりはしないです。
スーパーマリオなので特に自分自身もストーリーに関してはこれといって期待していなかったのでそれはそれでよいのですが、あえてあげるとしたらこの部分です。
ストーリーよりテンタメ性がこの映画に関しては重要だと思うので、これで良かったとも思います。
なんというかザ・ハリウッド的なストーリー展開です。
ただ、任天堂は「従来とは違うこと、他とは違うことにこそ価値がある」を理念にこれまでずっと追及してきた企業でもあるんですね。
だからこそ生まれたスーパーマリオ!
なのでここも王道から外れ、ストーリーも更に追及してみても良かったかもです。
でもやり過ぎてしまうとそれはそれで子供は楽しめない作品にもなってしまいそうなので、なかなか加減が難しいところですね。
ピーチ姫がなんか自分のイメージと違う
これは多分自分だけかも知れませんが、なんかピーチ姫がイメージと違いました。
多分すんごい昔にファミコンでやったイメージしかないからかもしれません。
当時2Dなだけにそもそもピーチ姫の表情とかもよく分からなかったのですが、勝手に穏やかで優しい表情を想像していました。
映画の中のピーチ姫は少し表情険しいな、と個人的に感じてしまいました。
もっと穏やかで優しい顔想像してました。
でもこれは自分が知らないだけで、今3DSとか出てくるピーチ姫はあんな感じの顔なのかも。
ピーチ姫が無茶苦茶アクティブなのも驚きました。
これまたファミコン時代のクッパにさらわれてマリオが助けに来るの待ってるイメージしかなかったので。
映画の中ではもうマリオじゃなくてピーチ姫1人でクッパ普通に倒せるんじゃ、ぐらい強そう!
でもバイクに乗ってるシーンとかはカッコ良かったです!
ヨッシーとかいくつかのおなじみキャラがでてこない
個人的にヨッシーは絶対出てくると思っていたのですが出てきませんでした。
いえ、正確に言うと最後出てきたのかもですが。
自分の中ではヨッシーはかなり重要なキャラだと思っていたので、あれっ?となりました。
他にもドッスンとかメット(黒いヘルメット的なの)見てない気がするし、個人的に期待していたのでちょっと残念。
ただ、最後に伏線があったので、あえて次回のお楽しみなのかもです!
マリオの映画を見るのは2Dと3Dはどっちが良い?違いは?
今回自分は最初通常の2Dで見ようとしていたんです。
ただ、オンラインで予約しようとしたらなんか料金2000円超えてる!
サービスデーで安くなるはずがむしろ高くなってる!
再度詳細確認してみると3Dになってました。
余裕があれば3Dがお勧め!
うん、普通に2Dに変更しよう、と思ったのですが、いや待てよ、今回の映画は通常の映画ではない3DCG、3Dで見たら更に没入感があるかも!
ちょっとお高いけれど、もはや映画というよりディズニーランドみたいにエンタメを楽しむ、と捉えたら別に高くない、むしろ安い!
ということでそのまま3Dを選択して映画を楽しみました!
結果、大正解でした!
もはやスーパーマリオのゲームの世界に自分が入ってるかのような臨場感!
いや、これはちょっと言い過ぎたかもしれません、すみません、ですが2Dでは味わえない没入感を楽しめると思います。
とりわけドンキーとの決闘やマリオカート的な展開の時は3Dですと臨場感が違います!
通常の映画でしたら自分も通常の2Dで全然良いと思うのですが、もしも少し余裕があるのでしたらこのマリオの映画に関しては3Dがお勧めです!
3Dメガネの注意点
1点だけ気を付けた方が良いのは、装着する3Dメガネがたまにくもってる時があるので、その時はちゃんと交換してもらった方が良いです。
自分も下の部分少し曇ってる気もしたのですが、拭くもの持ってないしな、ま~いっかとそのままにしたらやはりずっとメガネの下の一部がくもったままでした。
自分は最初拭けば良いかなと思っていたのですが、3Dメガネは特別な仕様なので、服やハンカチなどで拭くと皮脂などが伸びて逆効果になります。
ということで映画館のスタッフの方に言って3Dメガネ自体を交換してもらうのが正解です
スーパーマリオのLEGOも面白そ~
スーパーマリオはLEGOもあるんですね!
上の写真は映画館に行った時飾られていたスーパーマリオのLEGOです。
ピーチ姫とお城、ヨッシーにピノキオにとマリオワールドが再現されてる!
LEGO スーパーマリオ レゴ(R)マリオ(TM) とぼうけんのはじまりスターターセットのYouTube動画を見たのですがギミックがまたいろいろ細かい!
マリオが瞬きしたり笑ったり。
クリボーを踏ませるとゲーム内のあのフミって音も鳴ったりします。
ゴールするとスーパーマリオのテーマ曲も流れます。
スマホのアプリと連携して遊ぶこともできるようです。
レゴがこんなに近代的になっていたのは全く知らなかった!
子供はもちろん大人も童心に返って楽しめそうなレゴでした。
まとめ
ゴールデンウィークなにしよ~と悩んでいたらスーパーマリオはお勧めです!
大人も子供も楽しめるはずです!
スーパーマリオあんましよく知らない、という人でもきっと楽しめます!
自分もスーパーマリオはファミコンで1~3やったのとスーパーマリオワールド・マリオカート・ドクターマリオとゲームボーイのマリオぐらいしかやってないので(それなりにやってるか)!
ただ思えばどれ1つとして全クリしたことは1度もありませんでした。
しかもスーパーマリオは最初のクリボーではさすがに死にませんでしたが、その後隠しワンナップのキノコ追いかけそのまま一緒に落っこってゲームオーバーになったりしてましたね。^_^;
今回スーパーマリオの映画見て、最近のマリオはいろんなキャラに変身できることを知れたのも新しかったです。
自分の時はたぬきぐらいしかなかったのですが、今は猫とかもあるんですね!
久しぶりにスーパーマリオやりたくなってきました!
というか映画ももっ回見に行きたい気もする、新たな発見がありそうですし!
任天堂とスーパーマリオのファンの方だけでなく、誰でも気楽に最後まで楽しめる映画だと思うのでお時間ある方はぜひ~!
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
公式ウェブサイト(任天堂)
https://www.nintendo.co.jp/smbmovie/
公式ウェブサイト(Universal Pictures Japan)
https://www.universalpictures.jp/micro/super-mario-bros