ドラクエの映画は面白い?つまらない?自分の感想とともにお伝えします。

2019年8月8日

ドラゴンクエストの映画の評判が大変にすごいことになっています。

現実世界よりちょっと早めにCG映画の世界で台風が吹き荒れてる感じです。

多かったのがひどい、つまらない、もはや許さない、という意見。

正直半分分からなくないです、と言っても自分が若干萎えてしまったポイントは全然違うポイントでしたが。
結論としては自分はけっこう面白かったので満足です!

ここでは自分の感想とともに、両方の意見をまとめてみたいと思います。

※ ここからはネタバレありなので、映画が気になる、という方は、映画を見終わった後に再訪してもらえるとなによりです



ドラゴンクエスト・ユアストーリーがつまらない・ひどいという感想

・ラストで現実に引き戻される
・テンポが速い
・プロの声優が起用されていない

ラストで現実に引き戻される

マイナスな感想の理由で9.9割一致していたのがラストです。

今までのドラクエの世界が一気に壊されるんです。

この瞬間は会場自体が完全に無音になり独特の雰囲気に包まれました。
自分含めみんな一体何が起こっているのだろう?という感じ。

自分は映画館で無音を経験したのは初めての経験だったのでなかなか貴重でした。
良い悪いは別にして、なんとも不思議な強制的一体感!

ラスボスを倒すのかと思いきや、でてきたラスボスであるミルドラースはまさかのコンピューターウイルス!

これまでの冒険は全てVR、バーチャルリアリティーで作り上げられた世界で本物ではないことを主人公に告げます。

実際主人公もVRをセットしてドラゴンクエストの世界に入ったことを思い出します。

そ~です、これまでの数々のバトルも全て仮想のことだったと最後に告げられてしまうのです。
お嫁さんのビアンカも子供のアルスもボスのゲマも全部プログラミング

“大人になれ”、的なことを告げるのです。

これはみんな一気に現実に還りますよね。

もちろんフォロー的な要素もその後には入ります。

ですが、マイナス要素の最大の理由がこの“ラストが余計”だった、という部分です。
最期バーチャルがなんだとか入れずに、そのままドラクエの世界壊さずミルドラースやっつけて終了で良かったじゃん、というものです。

テンポが早い

話の展開が早すぎる、という感想もありました。

約1時間45分でドラクエをまとめるので仕方ない部分ではあると思いますが、と言ってる自分が全くついていけてなかったのですが、細かい部分は端折って話がザクザク進んで行きます。

正直自分もドラクエ5は全クリしたはずが、全然新しいストーリーを見ている感じでした。
ある種おかげで楽しめたので良かったですが。

プロの声優が起用されていない

このプロの声優が起用されていない、という点も感想に多かったです。

これが理由で映画の感想以前に映画を見に行くこと自体を辞めた、という意見もありました。

確かに、キャストの方を見ると全員有名な俳優さんですね。

これもよく問題になりますね、声優の仕事が役者に奪われてしまう、というような。

ここはスタジオジブリ方式でいったのかな?

プロはプロ過ぎてしまうがゆえに、あえてスキのある部分を作る、みたいな。

もう1つは、これまたドラクエよろしく超現実に引き戻す話ですが、“集客”の部分です。
声優は確かにコアで濃いファンは多いですが、人気俳優に比べるとその数は桁が違うと思います。

俳優を起用した方が圧倒的についてくるファンも多いので、集客になる、収益になる、ということです。
全て3DのCGアニメーション、相当な費用が掛かっているはずです、失敗させて会社を傾かせるわけにはいかないわけです。

ですが、個人的には全員プロの声優の人でやった場合と両方を見比べてみたかったです。

ということで、簡単に感想を視覚化してまとめるとこんな感じになるそうです。

ドラゴンクエスト・ユアストーリーはおもしろかったという感想

・3DCGアニメーションが素晴らしい
・音楽が素晴らしい
・普通に楽しめた

3DCGアニメーションが素晴らしい

この3DCGアニメーションに関しては、ラストシーンにマイナスの感想を持っている方もほとんどが素晴らしかったと言っていました。

実際に3DCGの映像は本当に素晴らしかったです。

美しいだけでなく、流れるようにキャラクターが動いていきます。
技術もここまで来たのか、と思いました。

また、キャラデザインも素晴らしいという感想も多く見られました。
とりわけビアンカやフローラがかわいいという声が多かったです。

今回鳥山明氏はキャラクターデザインに関わっていませんが、キャラクターのデザインも自分も良いな、と感じました。
特に違和感なくドラゴンクエストの世界に入っていくことができました。

音楽が素晴らしい

音楽も評判が良かったです。

それもそのはず、音楽を全て担当しているのはすぎやまこういちさんです。

もはや説明の必要はないですね。

ドラゴンクエストと言ったら、その音楽もとても有名です。
ドラゴンクエストやったことない人でも知ってるぐらい有名だと思います。

これを聞けただけでも、行ったかいがあったな、と自分は感じました。

懐かしい!!

普通に楽しめた

少数ではありましたが、普通に楽しめた、という人の感想もいくつかありました。

自分の感想もここに入ると思います。
そ~普通に楽しめるんです。

全くドラゴンクエストをやったことがない、という人もいれば、ヘビーユーザーだった、という人もいて、やったことあるなし関係なく楽しめた、という感想です。

ドラゴンクエスト・ユアストーリーの個人的感想

ドラゴンクエスト 映画 パンフレット

う~んとなってしまった点

個人的感想は、正直最初自分は全く違うポイントで、ラストよりすいぶん先に現実に引き戻されてしまいました。

それは、“結婚のくだり”、です。

ビアンカと結婚するかフローラと結婚するかのくだりが長いんです。
一体いつになったら悟空スーパーサイヤ人になるの?的な懐かしい感情が蘇りそうなぐらいに、少なくとも自分にとっては。

自分はザ・ドラゴンクエストを期待していただけに、映画の序盤でなんかだんだん現実に戻っていってしまいました。

この恋愛のてんやわんやってそんな長いこと時間割く必要あるのかな?
あえてドラクエじゃなくてもここは別に良いのでは?

っとなんか、ドラクエの世界に入る、というより普通に冷静になってしまいました。

正直ラストに関してはびっくりはしましたが、特にショックとかはなく、ま~こ~ゆ~のもありなのかな?と思いました。

人も敵もボスも全部プログラミング、そして主人公がみんなそれでも感情がある・確かにあった、という部分、その時自分の頭にあったのは「ソードアートオンライン」の世界だけでした。

そっからこのくだりできたのかな?
単なるプログラミングだからどうでもいい、いやそうではない、という主人公の葛藤。

ただ、気になったのは、大人はショック受けたりするのは“大人”だからまだ良いとして、子供が見たらどうなんだろう?と思いました。

せっかく、ドラクエの世界に没頭していたところ、最後に全部違うよ、作られた世界なんだ、という現実付きつけられたらポカーンとしてしまうのでは。

自分が小学生の頃見に来ていたらきっと最後ポカーンとなってしまったと思います。
映画館出た後も、ちょっとした放心状態になってる気も。

ここも含めて楽しめる子供なら良いのですが、そもそも映画の対象がドラクエ5にはまった大人だけなのかな?

楽しかった点

批評が多い中、自分がなぜ楽しめたのか考えてみたのですが、多分“無”だったのが大きかった思います。

ドラクエ5自体は自分が唯一全クリできたスーファミのゲームでしたが(好きですが恐ろしくゲームは下手)、それも25年近く前の話。

そ~完全に内容を忘れていたのです。( ̄- ̄)ポカーン

次から次へと起こること・内容が、全く自分には初、全クリしてるはずが・・(´Д`
なんなら息子が出てくることにさえびっくりしてました、息子なんて出てきたっけ?

後、最初にお伝えした通り、結婚の長いくだりで一足先に現実の世界に戻って冷静に見てしまっていた。

そこからはストーリー、というより、映像が綺麗だな、音楽も懐かしいな、いいな、っと物語自体にはあまり入れ込まずに、なんというか素に近い状態で見ていたのが大きかったのかな、と思います。

とにかく映像が綺麗、自分に関してはまずこれに尽きます。

ほんと現代のテクノロジーもここまできたのか、と映像に感無量でした!

とりわけアルスが天空のつるぎを抜く瞬間、すごいΣ(゚Д゚)、携わった全てのクリエーターの技術と想いが結集している、と感動しました!
この瞬間見れただけでも来て良かったな、と感じました。

音楽も本当に良かったです。

ドラクエの定番曲はもちろんですが、個人的に良かったのは、最後にアニメのエンディングの音楽入れてくれたところです。

すぎやまこういちさん作曲の「この道わが旅」です。
勇者アベル毎週子供の頃見てたよ~、すごく懐かしかった~!!
(これそもそもドラクエIIのエンディングテーマだったんですね、全クリできなかったので知らなかった)

後、ありきたりではあるかもしれませんが、最後に“それもであの日々は無駄じゃなかった”、って部分は好きです。
一緒に過ごしてきた時間自体は、決してバーチャルではなかった。

自分がファミコンやスーファミに没頭していた頃は、ゲームは悪いもの、というイメージしか世間にはありませんでした。

今はどうなんだろ?変わってきているのかな?

なんで、親が出て行っているすきにゲームして見つかってタンスに隠され、また引っ張り出してのイタチこっご。

ちなみにこれ、海外の友達と話してたら彼も子供の頃全く一緒だった、というかロックされた(鍵かけてしまわれたっぽい)、と言ってました。
どうやら音楽とゲームは国境を超えるらしい。

でも、やっぱり自分もゲームって決して無駄ではないと思います。
なにげにRPGとか頭使わないとクリアできないし(なんで自分がやってたのは大抵ロックマンとかアクション、ドラクエ・FF・サガ等は例外)。

ゲームを通して友情と団結が芽生えることもあるんです(おかげで壊れることもありますが)。

ゲームだから現実じゃない、とかそ~ゆ~区別ということではなく、ゲームをしている自分も現実、現実に生きている自分も現実、どちらも同じ現実で同じ自分だと思います。




まとめ

ドラゴンクエスト 映画 (まとめ用画像)

ゲームとは、ドラクエとは、人生だな、と思います。

生まれながらに持っている装備も違えば、能力も違う。
恵まれていることもあれば恵まれていないこともある。

でも、あるものでやっていくしかないんです。
いや、だからこそなんです。

その中でいろいろな敵や壁を目の前に逃げたり敗れることも、でもまた経験値を積んでレベルを上げ装備を整え挑んでいく。
その中で友情が生まれパーティーとなり、1人ではどうにもならないことにも力を合わせて挑んでいく。

時には師匠の元で修行したりすることも。

そうやって1人1人が成長していく

もちろん道半ばで倒れゲームオーバーとなることもあるけど、それも1つの人生。
唯一復活の呪文もザオラルも現実の世界にはないから、それまでは毎日一瞬一瞬を全力で大切に生きていく。

個人的にはドラクエ5の敵を仲間にするって発想が好きです。

ドラクエっていったら敵を倒してなんぼでしょっ、主人公もなんか今までのキャラと違って杖もって魔法使いっぽくて弱々しいしって、発売した当時は思っていました。

でも今は“敵=倒す”ではなく、“最初敵でも仲間になれる”、っという発想自体があの頃は革新的だったな、と思います。
敵を仲間にするって発想は恐らくドラクエ5が最初だったんじゃないかな?

“たおれた敵に手をさしのべ~”って、ダイの大冒険のエンディングの歌詞抜粋です。
当時毎週見てましたが、こちらも作曲はすぎやまこういちさんです。

またドラクエやりたくなってきました、いやドラゴンクエストウォークが気になる、いつリリースするのかな。