高尾山は紅葉がとても綺麗でした。ハイキング、登山は11月下旬がおすすめ!!
ちょうど1週間程前の11月中旬ですが高尾山に久しぶりに行ってきました。
まだ完全に全ての葉は色づいてはいなかったのですが、それでも黄色に橙色、赤に紅ともう紅葉に入った木もあり、とても綺麗でした。
11月下旬の今は恐らく一番見頃なんじゃないかと思います。
ちなみに高尾山はミシュランからも2007年に三星認定されていたのですね、すみません自分帰ってから知りました。
正直ミシュランは料理やレストランのイメージしかなかったのですが、山等も入るのですね。
今回は友人2人と行ったのですが、吊り橋を見たいということで、下山時に吊り橋のルートをチョイス!
登りは自分が滝を見たかったので、滝をコースに含め、最終的にメインスポットは往復で全部回れたんじゃないかなと思います。
下記が今回まわったルートです。
登り : 6号路 → びわ滝道 → 2号路 → 1号路
下り : 4号路 → 2号路 → 1号路
それでは紅葉に色づき始めた高尾山の様子をお伝えできればと思います。
目次
新宿駅と東京駅から高尾山へのアクセス
高尾山へ行くには都心から電車ですと新宿駅と東京駅が利用できます。
今回自分は新宿駅から行きましたが、下記それぞれ簡単に詳細をまとめてみました。
新宿駅から
利用する線:京王線
到着駅:高尾山口駅
所有時間:約45分
切符の値段:360円
新宿駅からですと、45分程で直通で高尾山口駅に到着します。
けれど、乗る電車の種類によっては途中北野駅で1度乗り換えが発生するかもしれません。
また、新宿駅からは各駅停車の電車も出ているので、これに乗るとより時間がかかります。
特急もしくは準特急に乗車することをお勧めしたいです。
東京駅から
利用する線:中央線
到着駅:高尾山駅
所有時間:約1時間
切符の値段:920円
東京駅からですと上記の通り1時間程、乗り換えなしで着きますが到着駅は高尾山駅です。
高尾山に最寄りの高尾山口駅ではありませんので駅から更に30分程歩いて行かなくてはいけません。
もしくは高尾山駅で京王高尾線に乗り換えて高尾山口駅に行くこともできます。
高尾山口駅とエコロジーの概念
新宿駅から高尾山口駅までは1時間かからずに到着。
始発だったのでゆっくり座っていくこともできました。
既に駅から紅葉が綺麗!!
高尾山口駅を外から撮ってみました。
ユニークな形していますね。
って、あれ?前回来た時こんな形の駅だったっけな?
記憶にない、いよいよ物忘れがひどくなってきたか・・。
念のため調べてみて納得、2015年に改装されていました
こちらは建築家の隈研吾さんによって設計されました。
多摩産の杉を使用しているので、地産地消が実践されているのですね!
高尾山の魅力を伝えるため、日本古来の様々な木組みの技術も取り入れて作られています。
デザインのコンセプトは”環境と建築の一体化”と”呼吸する空間”なのだそうです。
木の温もりを感じられ、見ているだけでちょっと心安らぎます。
駅前の緑もちらほら紅葉していました。
それでは高尾山に向かいましょう!
6号路(びわ滝コース)
駅から高尾山の麓の出発地点は本当にすぐ、5分ぐらいで着けた気がします。
そこから辿るのは6号路(びわ滝コース)、行きは滝が見たかったのです!
ちなみに麓の駅の左手を行けばそれが6号路になります。
ただ左手に行き過ぎると稲荷山コースというさらに迂回するコースになるのでお気を付けください。
こちらのコースも展望台等もあって楽しそうなコースではありますが。
そして突然お地蔵様に遭遇!
赤いニットの帽子がかぶせられていますね。
なかなか陽気な顔したお地蔵さんだなと思ってましたが、帰ってから改めて写真をよく見てみると七福神も一緒に並んでいました。
こ~ゆ~道大好きですね!
正直、高尾山はどこも舗装されて登りやすい、登山というより簡単なトレッキングをイメージしていましたが、少なくとも6号路は思ったより山道でした、嬉しい誤算!
岩屋大師
んっ?
何か前方に光が見えるぞ!
行ってみよう!
完全にぶれましたが、こちら岩屋大使です。
はい、石碑に書いてありました。
どうやらここは弘法大使に由来する場所のようです。
なんでもその昔、弘法大使がここ高野山で修行を終え、下山している途中で母子を助けたのだそうです。
祈りを捧げると岩が崩れてこの岩屋が出現したと言われています。
その後、ちょっとメインルートを外れ下を流れる川まで下りてみました。
川は澄んでいて綺麗でした。
すごく冷たいかもと水を手ですくってみましたが、案外水温普通でした、
というかここは本当に東京でしょうか?
もはや東京にいる感ゼロです!
びわ滝
前方にお寺が!
はい、到着です、ここがびわ滝でした!
びわ滝見えるでしょうか?
なぜか自分はナイアガラまではいかないものの華厳の滝に近いものを想像してしまっていて、若干びわ滝を目前にリアクション戸惑ってしまいました。
いや、でもこれはこれでいいですね、何はともあれ自分のミッションコンプリートです!
こちらの滝は実際に滝行にも使われるようです。
実際に一般の人も電話で申し込みをすればここで入瀧できるのだそうです。
びわ滝道と2号路(霞台ループコース)
その後、びわ滝のすぐ側に、びわ滝道なる2号路と1号路につながる道を発見したので、この道を辿ります。
山なだけあって、森林に囲まれていて日光はなかなか届かなかったのですが、突然木漏れ日が!
この道もすごく好きですね、歩いていて楽しいです!
どんぐり発見!
リスいたりしないかな!
根こそぎすごいことになってる!(゚д゚)
1号路(表参道コース)
ということで歩き続けると、突然1号路に出ました。
さっきまでの山道となかなかにギャップが激しい、人がこのルートにはたくさん!
流石メインルート、一番人気のコースですね!
気が付けば2号路も通り越していたようでした。
男坂
少し歩くとすぐに石段に突き当たります。
こちらは男坂と呼ばれていて108段の石段があります。
なぜ108段なのでしょう?
実は仏教に由来していて、人間には108の煩悩があり、この石段を一段登ることにその煩悩を消すことができるのだそうです。
自分これが男坂ということに登っている時には気づかず、下手すれば一段飛ばして登ってた気がします。
っとなると後54の煩悩が、どうりで、また残りの54段登りに行きます!
苦抜け門と三蜜の道
なんだろうこれは?
右側に石の門が見えました。
苦抜け門と三蜜の道と書いてありました。
正直全然よく分かってなかったのですが、好奇心にそそられ通ってみることにしました。
後から調べてみると、この三蜜は身(身体)、口(言葉)、意(心)のことだそうで、仏教の世界では人間の生活はこの身(身体)、口(言葉)、意(心)から成り立っているそうです。
これが煩悩で汚れると三業となるようです。
苦抜け門は、名前の通り苦を抜けるという意味でしょうか?
この苦抜け門を通り三蜜の道を抜けると煩悩や苦しいことから解放されるという意味なのかもしれません。
実際三蜜の道を抜けると、
本当に解放されました!
すごく綺麗!
紅葉が紅葉してました。
これ”こうようがこうようしてました”でも”もみじがもみじしてました”でもありませんよ。
”もみじがこうようしてました”です。
正直自分今初めてもみじは漢字で書くとこうようになるのだということに気が付きました。
紅葉といったらもみじなのですね!
階段を上った先には仏舎利塔もありましたがすみません動画は撮ったのに写真撮っていませんでした。
紅葉と緑が混じって綺麗です!
ん?埴輪もいる?
権現茶屋
そのまま進んでいくと最終的に元の1号路に戻りました。
目の前には美味しそうなお団子屋さん!
こちらは権現茶屋、高尾山で人気のお団子屋さんです。
とても美味しそう!
一本350円、通常のお団子の3倍以上、なかなかのお値段だけれど、サイズが違うし、できたてできっとこだわりの団子!
種類は金ゴマと黒ゴマの2種類、友人と悩んだすえ、金ゴマを3人でシェアすることに。
お味はできたてでもっちりしていて、美味しかったです!
お茶も無料でお店の前にあるポットからもらうことができました。
これはありがたいサービスです!
そして再び歩き続けます、この道も好きだな~。
お寺と天狗
お土産屋さん発見!
買いたいけれど、まだその時ではない、先はきっとまだ長いはず!
ということでお寺に到着!
抜けるとそこには、綺麗な紅葉と石碑が。
これはさっき見た苦抜け門ですかね、列ができていました。
天狗発見!
ここ高尾山は天狗が有名ですね。
高尾山は天狗信仰の霊山だそうです。
なので天狗に関する数々のお話が語り継がれています。
天狗の住む山というわけです!
紅葉がとても綺麗です!
ん?
天狗注意!
やはりでるんですね~!
って、次はムササビ飛来あり!
そうなんです、ここ高尾山にはムササビが生息しているのです!
自分はまだ見たことありませんが、いつか見てみたいですね!
紅葉の下の自動販売機も趣がありますね!
薬王院
階段を上って、
着いた!
と思ったら、まだ先に大きなお寺と鳥居が見えました。
あれ?
鳥居?
こちらはお寺だったのでは?
鳥居は神社にのみあると思っていたのだけれど。
ということで気になって調べました!
この薬王院は明治政府が1868年に神仏分離令を出す前に建てられたお寺でした。
それ以前は神様も仏様も同じ信仰の対象としてみなされていたのです。
それまではお寺も神社も一緒に建てられることが多かったそうです。
そういう訳ですね、なのでこちら鳥居はありますがお寺ということになります。
階段を上ると着きました薬王院!
お寺の前には天狗の銅像がありました。
小さな稲荷神社も側にありました。
再び1号路へと下りました。
長くなったのでページ分割しました。
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