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ビリー・アイリッシュと村上隆がコラボ!蜘蛛が口から出てくるMVはけっこうな衝撃!

2019年6月28日

今世界で最も注目されているティーネイジアーティストの1人であるビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)

デビューアルバムである「When We All Fall Asleep, Where Do We Go?」は、全英アルバム・チャートで1位を獲得し、女性アーティスト史上最年少記録を更新しました。

デイヴ・グロール(ニルヴァーナの元ドラマー)はニルヴァーナを引き合いに出し、ビリー・アイリッシュを見るとロックは死んでいない、と語っています。

2ヵ月前の4月には新作ミュージックビデオも発表されました。
自分は最初CG版を見ていたのですが、リアル版は本当にリアルな蜘蛛を使用していました。

ここではその蜘蛛が主役のミュージックビデオ、「you see me in the clown」をご紹介したいと思います。



you should see me in the clown (ユー・シュッド・シー・ミー・イン・ア・クラウン)

you should see me in the clownCGを駆使して作られたMV本人&本物の蜘蛛が登場するMVの2バージョンがあります。

どちらも見応え・聴き応えがあります。

村上隆とコラボしたMV

村上隆って誰?
っという方も多いかもしれません。

村上隆は世界でも著名なアーティスト、物としての作品からアメリカでの企画展、日本ではきゃりーぱみゅぱみゅのミュージックビデオ等、映像作品まで手掛けています。

自分はWonder Festivalというアニメ&フィギュアのイベントに毎年行くのですが、村上隆の作品をそこでよく目にします。
その作風に日本のポップカルチャーやサブカルチャー、オタク文化も色濃く見ることができます。

というのも本人は根っからのアニメ好き、尊敬するアニメ監督は宮崎駿、ということで高校を卒業した後はアニメーターを志していたこともあったそうです。

そして今回ビリー・アイリッシュとコラボしてできたのがyou see me in the clownです。

なぜ突然ここでビリー・アイリッシュ?

ってことですが、そもそも村上隆はビリー・アイリッシュのファン、であると同時にビリー・アイリッシュも村上隆の作品のファンであったからなのだそうです。

お互いにファンであったからこそ生まれた企画だったわけですね。
自分は正直どちらにも詳しいわけではありませんが、方向性とか雰囲気、お互いに肌が合うというのはなんとなく分かる気がします。

このミュージックビデオは昨年2018年、ビリー・アイリッシュがサマーソニック出演のため来日した際に村上隆とともに製作されています。

アニメーション・チームと共にモーションキャプチャーの最新の技術を使用して作られ、実際に完成するまでは8ヵ月の期間がかかっています。

正直自分はビリーアイリッシュや村上隆といったことは頭に全くなく、なんとくなくその時(2ヵ月前)アメリカのYouTubeで急上昇していたこのMVをぽちっとしてみたのですが、そこで見覚えのある花を見て、あっ、村上隆っと後からなったわけです。

村上隆の中でも最も恐らく有名なのが、この通称“アゲ花”と言われるにこにこ顔の花のキャラクターです。

ビリーアイリッシュのアイコン?でもある肩を斜めに下げた緑色の人型シンボル“blohsh(ブローシュ)”も登場しますね。

とりあえずいろいろ最後の方はカオスになってます。

リアルな蜘蛛が出るMV

※ 上記動画はリアルな蜘蛛が顔をはってたり口から出てきたりな動画なので、心臓の弱い方は見る場合くれぐれもご留意ください

こちらはリアルな蜘蛛バージョンのMVです。

CGではなく全て本物なのだそうです。
顔をはう蜘蛛も口から出てくる蜘蛛も全部。

自分も10数年前オーストラリアで農業していた時、この口から出るぐらいのサイズの蜘蛛を人生で初めて見て相当びっくりしました。

その時大慌てでホストファミリーに“本気ででかいのが出た”と伝えると、“蜘蛛は友達だからだいじょうぶよ”とのことでした。

それにしてもこの蜘蛛、タランチュラっぽいですが毒はないのだろうか?
もちろん噛まれない・刺されない・毒を持っていないの配慮してやってるとは思いますが。

ヴィーガンとしても有名

有機野菜(ヴィーガンイメージ)

ビリー・アイリッシュはヴィーガンのシンガーとしても有名で、自身が100%ヴィーガンであると公言しています。

少し前からVegan Clubというヴィーガンアパレルブランドにも、トニー・カナルやマイリー・サイラスとともに参加しています。

最初からヴィーガンだったわけではなく、2014年からヴィーガンになったのだそうです。
主な理由は動物・地球環境への配慮のためだそうです。

インスタグラムの中でも
“大抵のことに関しては黙ってるし、誰でも好きなものを食べるべき、私の信念を誰かに押し付ける必要性も感じない、でもね~”
と2600万人のフォロワーに向けて語っています。

自分も1人の時はほぼヴィーガンですが、理由は全く一緒ですね。
人によっては自分の健康のため、という方もけっこう多いと思います。

ちなみに豆腐が好きなのだそうです。
インドスタイルの豆腐料理が好きなのだとか、どんな料理か全く想像できません。

後はスパイシーなヴィーガン手羽先も好きだとか。

アメリカにはヴィーガン手羽先なんてあるんだ、そう言えば先日はイギリスのケンタッキーがヴィーガン料理提供し始めたし、世界ではヴィーガン料理がどんどんトレンドになってきている。




まとめ

“昔から写真では笑わない、力を奪われたような弱い気持ちになるから。見せたいのは本当の私自身”

そ~語る、ビリー・アイリッシュ、正直自分は最初名前と顔しか知りませんでした。
ただ、有名なので若い人の間で流行りの恋愛をメインにポップな曲を歌う人なのかな~、っと思って聞いたら全然違いました。

you should see me in the clownやbury a friend等、ポップとはむしろ真逆です。
良い曲だな、と自分は思いましたが同時に、これが世界で受けるんだ、と自分には意外でした。

デビュー曲のOcean Eyesidontwannabeyouanymoreはまた全く雰囲気の違うバラード系の曲で、ビリー・アイリッシュの音楽にはジャンルという概念が存在しません。

その音楽の根源はやはり本人のキャラが色濃くでていると感じました。
本当にアーティスト、根っからの芸術家なのだなと感じました。

17歳でここまで確固とした自分を持っている人はなかなかまれ、だからこそ、そこから放たれる強烈なものが音楽に反映され10代のファンから著名人まで世界の注目を集めるのでしょう。

レディオヘッドのトム・ヨークもビリー・アイリッシュのライヴに行って楽しんでいたよう!

今後また近いうちに来日する気もします!
千と千尋等ジブリ作品も大好きなようなので!

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