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フードロスに取り組む通販サイト7選!コロナ自粛時にも使って応援できるサイト!

2021年8月10日

フードロスに取り組む通販サイト

食品の廃棄問題であるフードロスは日本だけでなく世界で大きな問題となっています。

2017年は日本だけで612トン(推計値)もの食糧が廃棄されています。
上記は農林水産省のフードロスのデータです。

トンというあまりに大きな数字で正確な想像ができませんが、相当な量の食品が毎年廃棄されています。

ですが、このフードロスに取り組むサイトがここ数年でいくつも出てきています。

新型コロナウイルスの影響を受け、廃棄せざるをえなくなってしまった食品もこのようなサイトから購入することで食品廃棄を減らすことに貢献することができます。

ここではフードロスを専門に取り扱っている通販サイトを7つご紹介したいと思います。

PIARY (ピアリー)

新型コロナウイルスは飲食店だけでなく結婚式に関連する企業にも大きな影響を与えています。

結婚式にはお菓子のような引き出物がつきますが、結婚式自体がキャンセル・延期となり、出席者に配るはずだった大量の引き出物が行き場を失っています。

その数は600万個にものぼるそうです。

結婚式に出されるぐらいのものなので高級なお菓子です。
それがこのままいくと全て廃棄されてしまう予定だそうです。

PIARY(ピアリー)ではそうした行き場のなくなってしまった結婚式の引き出物を扱っています。

お菓子以外にも麺類や海苔にコーヒーといくつか種類があり、すでに完売しているものもありました。

PIARYで購入することで結婚式場の食品廃棄を減らすことに貢献することができます。

ウェブサイト:PIARY (ピアリー)

rebake (リベイク)

rebake (リベイク)全国のパンに特化したサイトです。

通常のパンに加え、廃棄になってしまいそうなパンもrebakeでは積極的に取り扱っています。

カテゴリーも米粉・ベーグル・ヴィーガン・ドイツパン、等細かく分けられています。
フードロスに絞って購入したい場合は、ロスパンのカテゴリーから選択することができます。

ロスパンは天候などの影響でやむを得ず売れ残ってしまったパンのセットです。
味や見た目は通常売られているものとほとんど変わりません、との記載がありました。

ちなみに日々の残っているパンの状況によって出荷されるため、配送日ははっきりと確定していません(場合によって30日以上待つ場合もあります)。

パンの待ち人数等も見れるのですが、人気のあるパン屋さんは20人以上の人が予約して待っていたりします。

自分が好きなラパンノワールくろうさぎの天然酵母パンもありました。
貴重なお店もいろいろ出店しているのでパン好きの人にはぜひお勧めです!

ロスパンからの売り上げの一部は、食料廃棄の問題に取り組んでいる団体に寄付されるとのことでした。

ウェブサイト:rebake (リベイク)

豊洲市場(フードロス削減ドットコム)

豊洲市場では魚介類から野菜・フルーツまで全国から入荷され競りにかけられます。

ですが、中には買い手がつかないもの、傷やスレのため通常のように店頭に並べることのできない商品もたくさんあります。

ここ豊洲市場では豊洲から食べ物のムダをなくしていくためのプロジェクト、フードロス削減ドットコムを実施しています。

傷やスレがあっても味には問題のない果物や野菜、大量入荷のため大幅に価格が下落した商品を購入することができます。

自分が確認した時にはアスパラ・玉ねぎ・じゃがいもといった野菜からカステラのようなお菓子、オリーブオイルに魚介類と様々な商品が販売されていました。

ロスゼロ

ロスゼロ在庫余剰・販路不足・規格外や賞味期限の問題で店頭等で販売できなくなってしまった商品を扱っています。

世界の“もったいない”に焦点をあて、つくる人から食べる人までみんなが笑顔になれるエシカルな消費スタイルを目指しています。

ロスゼロ食堂といった、使いきれなかった食材を使用した飲食イベントも開催しています。

サイト内ではどら焼きのような和菓子からミルフィーユやサブレのような洋菓子、その他うどんに黒豆にコーヒーなど、通常の半額程の値段で販売されていました。

また、コロナウイルスの影響で本来は百貨店やホテル・レストランなどに納品されていたチョコレート菓子にも焦点をあて、“チョコロスを救おう”と販売をしています。

ウェブサイト:ロスゼロ

Otameshi (オタメシ)


まだ食べられる・使えるけれどワケがあって処分されてしまう商品をメーカーから買い取って販売しているのがOtameshi (オタメシ)です。

飲食から化粧品、ペット用品まで扱っている商品は多岐に渡ります。

半額の商品から中には80%の商品を集めた掘出し物のコーナーもあります。

デイリー注目度ランキングではその日の人気商品等も確認でき、サイトの構成も見やすくて見ていて楽しいです。

また、Otameshiはその売り上げの一部を日本赤十字社や特定非営利活動法人国境なき医師団・公益財団法人動物環境・福祉協会Eva等の支援団体に定期的に寄付をしています。

Otameshi (オタメシ)
ウェブサイト:Otameshi (オタメシ)

KURADASHI (クラダシ)

KURADASHI (クラダシ)は上記お試し同様、フードロスゼロを目指して作られたフードシェアリングプラットフォームです。

扱っている商品も飲食から化粧品・日用品まで幅広いです。

半額、というより、1/3の価格の商品も多数ありました。

売れ筋ランキング等も確認することができ、Otameshi同様サイト構成が見やすいです。

個人的に人工甘味料・砂糖不使用のロカボ低糖質スイートナッツが気になりました。
こちら自分が確認している時は売れ筋ランキングで1位でした。

KURADASHIも環境保護支援団体・海外支援団体・社会福祉支援団体に寄付をしています。

ウェブサイト:KURADASHI (クラダシ)

Wakeary (ワケアリー)

Wakeary (ワケアリー)
引用元:Wakeary

Wakeary (ワケアリー)は楽天市場内のお店です。

食品ロス間近の商品・生産過剰となってしまった商品を中心に扱っています。

通常のスーパーやコンビニで置いてある大手ブランドの商品も多数取り扱っています。

レビュー高得点の商品・口コミ殿堂入り商品・送料無料の商品、等もカテゴリー別に確認することができます。
レビュー高得点の商品にはカゴメ野菜生活やタニタ食堂監修の減塩みそ汁等が入っていました。

Wakearyで購入すると楽天ポイントも同時にためることができるのが嬉しいところですね。

ウェブサイト:Wakeary (ワケアリー)

フードロスに取り組む通販サイトまとめ

少し見た目や形が悪かったりすると、店頭におけず廃棄されてしまう野菜等は多いです。
売れ残ってしまったり、賞味期限までの期間が間近で捨てられてしまう商品もたくさんあります。

自分自身も過去に通常のカフェから有機食品店まで働いてきたので実際に食品廃棄の現実を目の当たりにしました。

ですが、今は上記のようなフードロスを専門に作られた通販サイトを利用し商品を購入することができます。

おまけに通常の半額近くで購入できます。

また、その多くのサイトではフードロスに関連する団体から環境保護支援団体・社会福祉支援団体に売り上げの一部を寄付しています。
商品を購入することが同時に社会貢献にも繋がります。

コロナウイルスの影響を直に受けてしまった飲食関連のお店・会社を支えることにもなります。

もし普段購入されている商品、もしくは気になる商品が上記サイト内にありましたら、お試しされてみてはいかがでしょうか。

自分も気になる商品があったら上記通販サイトから購入したいと思います。