ドローン米ってなに?特別栽培のドローン米購入して食べた感想をお伝えします!
今はドローンがお米の栽培にも利用されているのは驚きですね!
前から自分も気になっていたのですが、1年程前に購入しようと思ったときには既に完売でした。T T
が、今回、普通に注文することができました!!
ということで特別栽培のドローン米を食べてみた感想をお伝えしたいと思います。
目次
ドローン米とは?
ドローン米とは、その名の通りですがドローンを使用して栽培されたお米となります。
どの工程でドローンが登場するのか、という部分ですが大きく分けて2つあります。
リモートセンシングによる稲の生育状況の観察と追肥や天然農薬の散布です。
リモートセンシング
“離れたところから観測する技術”のことをリモートセンシングといいます。
身近な例でいうとGoogle Mapがあります。
Google Mapは離れたところ、つまり宇宙空間にある衛星からのデータを利用し、情報を私達に提供してくれます。
天気予報も同様に気象衛星データを利用していますね。
農業でも気象衛星データは利用されています。
高度の宇宙に位置する衛星、または航空機を使用して撮影し、そのデータから農作物の生育状況を把握するのです。
ですが、曇りや雨になってしまうと正確なデータを把握することが難しくなります。
そこで登場したのがドローンです。
直接低空を飛行することのできるドローンでしたら、曇りや雨の時でも正確な生育状況を把握することができます。
また、天気に左右されずにいつでも飛ばすことができます。
集めたデータを元に、農産植物の生育・健康状態を把握、病虫害の発生も早期に把握することができるのです。
追肥・天然農薬の散布
今まで人間が行っていた追肥や農薬の散布といった作業もドローンが代わりにこなすことができます。
ちなみにドローン米に関しては、通常の農薬や化学肥料を使用した慣行栽培ではなく、農薬・化学肥料に極力頼らない栽培が基準となっています。
つまり、減農薬の“特別栽培”、または“有機栽培”のお米となります。
有機栽培は慣行栽培と違ってどの作物も同一の速度で成長することはありません。
田んぼや畑の箇所によって成長に“むら”が生じるのです。
ドローンに搭載したカメラで、このむらができた箇所を把握し、的確にその箇所へ追肥することが可能となります。
ドローンを使用して散布する農薬も木酢液等の天然農薬です。
そもそも農薬自体を散布しないドローン農家さんもあります。
ドローンを使用することで、農家の方の大きな負担となっていた農薬の散布や追肥といった作業を減らすことができるのです。
ドローン米購入してみた!
1年程前にドローン米の存在を知って買おうと思ったら完売、なんで、今回も同じく完売だろうな~と思ってのぞいてみたら普通に販売中でした!
かなりテンションが上がりました!
ドローン米を栽培している農家さんも北海道から岡山までいくつかあるのですが、今回は一番近い新潟の農家さんに決定!!
早速購入です!
お値段は5kgで2800円、関東への送料700円と合わせ、総額3500円です。
自分は普段から特別栽培米を購入しているのですが(ここ最近はずっと玄米ですが)、大体5kgで2500円~3500円程なので、平均的な価格ですね。
注文を受けた後5日以内に発送、との記載があったので、ま~1週間以内には届くかな~、気長に待つか~お米もうきれてるけど、と思っていたら翌々日には到着!
はやっ!!
ラベルを剥がした段ボールには、“頑固親爺が手塩にかけた越後育ちの旨い米”と書かれています。
なんだかただのお米ではないという迫力がある!
これは心して食べねば。
開封すると、お米を育てた農家さんからのメッセージが。
ちなみにぼかしている部分は、銀行の振込口座です。
支払いはお米が届いた後の後払いなんです。
“農薬や化学肥料を使わずに育てました”、と書かれていました。
あれっ?したらもはや特別栽培というより有機栽培米では?
と思ったのですが、きっと無農薬・無化学肥料に田んぼを切り替えてからまだ年月があまり経っていないからかもですね。
たとえ育てている期間に一切農薬・化学肥料を使用していなくても、使用している田んぼが以前に農薬・化学肥料を使っていた場合、3年以内(無農薬・無化学肥料栽培を始めてから)は有機栽培と表示することはできないのです。
代わりに“特別栽培”、という表示となるのです。
“インフルエンザが大変流行っているようです。お体にはお気をつけください。”とのことです。
こ~ゆ~ちょっとした気遣いが素晴らしいですね。
で、開けると、こちら、ドローン米!!
思ったより、おしゃれなパッケージ!!
英語で“DRONE RICE”の表記も!
実はこのドローン米、海外にも輸出されているのです!
世界に羽ばたけ日本のお米、ですね!
ドローンだけに!
ちなみにそのまま羽ばたくと、関税が相当かけられバカ高いお米になってしまうので、あくまで羽ばたくのはレトルトパックとして加工されたドローン米です。
お米の品種・生産者名・写真・生産地の場所の印がついていますね。
下にあるQRコードからは、農家さんの田園の風景や圃場の様子を確認することができます。
こちらもドローンによって撮影されたものです。
早速開けてみます。
うん、お米です!
見た目は普通に美味しそうなお米です!
洗米します。
で、雑穀米モードに炊飯器をセットして(玄米食べてたくせでつい雑穀米モードにしたことに後から気付くわけです)
炊き上がりました!!
美味しそ~!!
ご飯が輝いてみえるよ、いや、よく考えたらここ最近ずっと玄米食べてたから、という説もありですが。
早速茶碗によそってみます。
全然関係ないけど、お米がしゃもじに張り付く張り付く。
さすが10年使うと、エンボス加工も効力失うらしいです。
いや、でも、それにしたってやはりお米の粘り気が圧倒的に強い気がする。
これ普通についたら、白玉かおもちができちゃうレベル、もち米並みの粘り気!!
いやでも美味しそう!!
無農薬で手塩に育てられたお米、いただきます!!
はい、とっても美味しいです!!
お米の水分量が多くてもちもち、そして噛みしめるとほんのりとした甘味!
玄米は玄米で美味しいけど、白米は白米で美味しい!
ドローン米、初めて食べたけど美味しい、です!
近かったら田んぼの様子とかも見に行ってみたかった。
池袋のレストランでドローン米が食べれる
自分も購入しようと思ったら完売だった、いやちょこっとだけ試しに食べてみたい、という人には朗報です!
池袋に日本初のドローン米を食べれるレストランがあります。
お店の名前は「japanese kitchen HITOHANA」
創作料理のレストランです。
しかも日替わりランチがかなりリーズナブル!
サラダとお味噌汁のセットで800円&ごはんはお替り無料!
えっ?ドローン米お替り自由なの?
行くっきゃない、近いうちに行ったらレポートします!
ちなみに場所は池袋駅北口・西口から歩いて5分程です。
住所:東京都豊島区池袋2-44-3 1階
最寄り駅:池袋駅 (北口・西口)
席数:16席
営業時間:11:30~14:00 (ランチタイム)、17:00~24:00 (ディナータイム)
休日:日曜日・祝祭日
ウェブサイト:http://xn--4gq979j.com/
まとめ
有機栽培・特別栽培というのは、実際に自分も過去に海外と日本の各地で農家さんを手伝ったことがあるのですが、かなり手間がかかって本当に肉体労働です。
まだ若ければそれでも身体は動きますが、日本の大半の農家さんは高齢です。
いくらこちらが安全なお米を野菜を食べたい、と言ってもそれを実際に作るのは全て農家さんです。
ドローン技術やAIの技術は、このドローン米のように使えるところではどんどん活用していくべきだと感じます。
ドローン米については、より詳しい記事もまとめてみましたので、ご関心のある方は下記記事もどうぞ。
ドローン × 有機農業! ドローン米は無農薬の田んぼで作られる!
実際にドローン米を購入してみたい、という方は下記公式ホームページより購入することができますよ!
ぜひ1度お試しあれ、もし完売していた場合は上記池袋のお店へGoで!
ウェブサイト:https://drone-rice.jp//