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2024年の食トレンド予測!日本と世界で流行りそうな食べ物10選!!

2024年1月26日

プラントベースツナ缶 (2024年の食トレンド予測イメージ画像)

2024年になりましたが、今年はどんな食が日本や海外でトレンドとなるのでしょうか?

ちなみに昨年2023年は、10円パン・生ドーナツ・2Dケーキ・ヤクルト1000・ライスペーパー・プヂン・おにぎりの専門店などが結果として食のトレンドとなりました。

自分も昨年2023年の食トレンド予測!の中でまとめてみましたが、見事にほぼ入ってない^_^;

まとめた情報も大手サイトやトレンド雑誌などを参考に書いた記事なので、つまり、大手含め2023年1月時点ではほぼ誰も当たってないということに。

自分が数年食のトレンドを追って分かったのは、食のトレンドは突然全く注目されていなかった食べ物がいきなりSNSなどを通じてバズったりすることのあるのでなかなか予測不可能、ということです。

予測できる食も、実は昨年の時点で既に流行ってきていたりするものがほとんどなので、厳密には未来のトレンド予測というわけではないわけです。

が、今年も懲りずにまとめます!

単純にどんな食のトレンドが予測されているか調べるのが楽しいからです。

2024年の日本の食のトレンドはcookpadと先日購入した日経トレンディの本などを元にいくつかピックアップしてまとめてみました。

海外の食トレンドは海外サイトとYouTubeからの情報を元にご紹介したいと思います。



日本のフードトレンド2024年

A2ミルク

A2ミルクってなに?ということですが、簡単に言えばお腹がごろごろしない牛乳のことです。

牛乳は牛の遺伝子によってA1型とA2型に分かれます。

一般的に売られている牛乳のほとんどがA1型で、大腸を通過する際に乳糖が発酵します。
日本人のおよそ2/3は乳糖不耐症なので、通常の牛乳を飲むとお腹がごろごろしてしまいます。

A2ミルクはA2型の牛からとれる牛乳なので、その発酵の度合いが抑えられているわけです。

牛乳だけでなく、A2ミルクを使ったヨーグルトも最近では発売されるようになりました。

お腹の心配をあまり気にせず飲める牛乳ということでA2ミルクに注目が集まるかもしれません。

ここまで言っておきながら、完全な独断ですが、個人的には環境問題・アニマルウェルフェアの観点からもソイミルク・オーツミルクをよりお勧めしたいです。

とうもろこし

とうもろこし

クックパッド内で年々検索需要が増えているのがとうもろこしなのだそうです。

正直とうもろこし?と思ってしまいました。

いや確かに屋台の焼きとうもろこしとかめちゃ美味しいですけど、とつぜんとうもろこしブームとか来るかな?と正直思ってしまいました。

ただ、さつまいもはブームがきましたよね!

自分もけっこう前にドン・キホーテの焼き芋は国産?中国産?その秘密とは?!の記事の中で取り上げましたが、多分10数年前とかさつまいもって言われても、うん、ま~冬に焼き芋は美味しいよね、ぐらいの温度だったと思います。

そ~考えると、らーめんもきっとバブルの頃とかは、あ~らーめんね、ま~500円ぐらい(当時の恐らく平均価格)で安いしぱっと食べれるしね、というぐらいの温度だったと思うので、今の行列ら~めんブームとは天地の差です。

レトロブームのように、今までおなじみだった食べ物もまた新たに再発掘・再定義されるという現象が起きているのかもしれません。

実際とうもろこしは韓国ではコーンケーキやとうもろこしのラテやかき氷など一般的に食べられているそうです。

韓国で人気のものは10円パンなどのように日本にも紹介されてブームとなるので、今後とうもろこしを材料に使ったスイーツ等が人気になる可能性も。

グラブジャムン

世界一甘いお菓子、と言われるのがこちらのインドのグラブジャムン

小麦粉・砂糖・ミルクを合わせ丸めた生地を油で揚げ、カルダモン風味のシロップに漬けたスイーツです。

自分自身十数年前ですが、インドを旅していた時よく道端の屋台で売られていたのを覚えています。
大鍋に大量の油が入っていて、その場で揚げていた気がします。

見た目から絶対無茶苦茶甘い、と分かったので手を出しませんでしたが、と言いつつまた別の油で揚げたスイーツはよく買って食べてました、激甘でしたが。

こちらもクックパッド内で約1100品のレシピが投稿がされていたとのことでピックアップしました。

インドの激甘スイーツ、果たして日本で受けるのでしょうか。
個人的にも少し甘さを控えめにしてアレンジを加えれば人気がでそうな気もします。

ブルグル

ブルグル

トルコの国民食の一つがブルグル

原料は小麦と水のみで添加物不使用の自然食品です。

デュラム小麦を全粒のままの状態で湯通して乾燥させ、その後挽き割りにして作られます。

炭水化物ですが、血糖値の上昇がゆるやかでミネラルや食物繊維も豊富なのでダイエット食材としても注目を集め始めています。

見た目が世界最小のパスタと呼ばれるクスクスにも似ていますね、なんとなく味も似ていそうです。

実際このブルグルは先日カルディ行った時に置いてありました。
500g入って300円程なのでけっこうお買い得な気がします。

サラダに入れたり、お米やパスタの代わりに使ったりといろいろなレシピに使えそうです。

白湯

白湯

白湯、そうです温めたお湯、つまりおさ湯のことです。

昨年末あたりから白湯が人気になってきていると小耳にはさんでいたのですが、先日は実際にニュースの中でも取り上げられていました。

自分自身この冬は朝起きて&寝る前に白湯を飲んでいます。

とりわけ若い人の間で白湯はじわじわ人気となっていて、今ではコンビニや自動販売機などでも販売されています。

白湯はむくみの防止・冷え性の改善・便秘解消などの効果が期待できると言われています。

テレビのインタビューでは、実際にむくみの防止や腸活として飲んでいると答えている女性もいました。

体温が1℃下がると免疫力が30%下がることから、免疫力アップへの効果も期待できます。

とここまでさんざん書いておきながら、はっきりとした医学的なデータがあるわけではありません。

ただ、冷たい水より常温の水の方が胃腸にはやさしくて良い、とはよく言いますね。

カフェなどでも地下水を使った白湯を提供するお店がでてきているので、今後は白湯を飲む人を見かける機会が多くなるかもしれません。

SDGsを意識した食

米粉のブラウニー(SDGsを意識した食イメージ画像)

持続可能な開発目標SDGsです。

食においても年々SDGsまで考慮した食べ物の需要が高まっています。
米粉・アップサイクル・プラントベースの食べ物などです。

米粉は国内で生産でき日本の食料自給率向上にも貢献します。
また、グルテン等にアレルギーのある方も食べることができます。

アップサイクルフードは本来であれば廃棄される食材を活かし付加価値を加えた新たな食品です。

例えばオイシックスではブロッコリーの茎やだいこんの皮を使って作ったここも食べられるチップスを販売しています。

これまで廃棄されていた食べ物に光を当て活用することでフードロスに寄与しています。

プラントベースは植物を使って作られた食べ物です。

10年前には見なかった大豆肉を使ったハンバーガーや植物性チーズ・ヨーグルトなどをスーパーでも買えるようになり、ヴィーガン・ベジタリアンレストランも見かけるようになりました。

環境問題と動物に対する考えの変化によるものです。
個人的に特に若い世代になるほど顕著に現れていると感じます。

SDGsを意識した食は今後も需要が増え広がっていくと思います。

世界(欧米)のフードトレンド2024年

Buckwheat (そば粉)

まず世界のフードトレンドの中で度々ピックアップされていたのがBuckwheat (そば粉)です。

そば粉を使った蕎麦は日本でおなじみの食べ物ですね。

ホールフーズの食文化アンバサダーのCathy Strange氏が“今年はそば粉の年となるでしょう”と語っています。

ABC Newsの記事内でも2024年のフードトレンドとして紹介されています

蕎麦は小麦や大麦より少ない水で栽培することができます。
また、農薬や化学肥料がなくても育つため地球環境に負荷をかけません。

海外ではグルテンにアレルギーのある方も多いので、そのような方もそば粉は安心して口にすることができます。

TikTokでそば粉を使ったホットチョコレートとそば粉クッキーなどがバズッたそうです。

その他そば粉のホットケーキなども紹介されていました。

丸亀製麺のように今後は蕎麦屋さんも世界展開できるのでは!

Ramen (らーめん)

らーめんはここ5年で海外の観光客の間でも一気に人気が高まった気がします。

日本では多分20年以上前に火がついた気がしますが、海外でも日本と同じように人気になったのはとりわけここ5年程な気がします。

今では都内で人気のラーメン屋さんの列に海外の観光客の方もけっこう混じっていたりします。

この日本のらーめんが世界のトレンドの中で取り上げられています。

らーめんの中でもインスタントラーメンや冷やしらーめんに最近は注目が集まり始めているようです。

日清だけでなくまるちゃんのインスタントラーメンなども海外でも有名で購入できるようです。

冷やしらーめんはTODAY Food内の動画の中でも紹介されレポーターがつけ麺食べていますね。
これスープが冷たいということですね。

自分は温かいつけ麺しか食べたことがなかったので、確かに夏とかでしたら冷やし中華感覚で食べれて美味しいかもですね。

Water (水)

海外では今注目が集まっています
厳密に言うと“水に対する意識”です。

毎年叫ばれていることですが、将来の世界的な水不足の問題です。

2050年に約97億人になると予測される世界人口の内、その約半数が水不足にさらされると言われています。

海外では今消費者も企業も水の使い方に大きな関心を寄せています。

これまでは果物を加工する段階で捨てられていた皮や茎などから水を取り出し利用する企業も出始めています。

食品だけでなく、シャンプーや洗剤など日用品においても製造時に使用する水の削減を意識して作る企業が現れ始めています。

余談ですが、上記Fox Newsの画像では“ペットボトルの水に何万ものナノプラスチックが含まれていることが新たな研究により判明した”と記載されていますね、中々衝撃の事実です。

嗜好という意味での水のトレンドは、昨年は風味付けした炭酸水が世界では人気でした。

今後のトレンド予測としては、より良い睡眠を得るため植物由来のクリーンなカフェインを含む飲み物、腸の健康のためプレバイオティクスやプロバイオティクスを加えた飲料などが予測されています。

Plant-base Seafoods and Protein (プラントベースシーフードとプロテイン)

プラントベースシーフード(植物性ツナ缶)

植物をベースに作られたプラントベースフード年々世界で需要が高まっています。

毎年新しいプラントベースフードが世界の食トレンド予測でも実際に取り上げられています。

2024年のトレンドとして取り上げられていたのは、プラントベースシーフードプラントベースプロテインです。

ロックス(鮭の燻製)の代わりにニンジン、ホタテの代わりにエリンギ、巻きずしやポケ・ボウルに蒟蒻が使われたりしています。

自身も昨年は初めてプラントベースのツナ缶を食べましたが(上記写真のツナ缶です)、開けた瞬間に匂いがツナだったのでびっくりしました。

味に関しては本物のツナとまではいきませんでしたが、魚特有の生臭さ?青くささ?的な味わいがなかったので、魚の味が苦手な方は抵抗なく食べることができるだろうな、と感じました。

その他ではプラントベースのプロテインフードも注目されています。

植物性プロテイン自体は新しいものではありませんが、植物プロテインに特化したスナックなども出始めています。

TikTok上ではピーナッツバターパウダーを使ったプロテインオートミールを紹介している投稿者もたくさんいます。

その他にはプロテインライス、プロテインラーメン、スイカの種から作られたプロテインパウダー、ナッツプロテインパウダー等々が注目されています。

2024年の食トレンドまとめ

日本の2024年の食トレンドはA2ミルクとうもろこしグラブジャムンブルグル、そしてSDGsにも配慮した食品が挙がっていることが分かりました。

A2ミルクは自分自身今回調べてみて初めて知りました。
お腹が弱い人の救世主となるかもしれません。

とうもろこしも焼き芋に続くブームとなるのか!

グラブジャムンは間違いなく甘いです。
というかインドのスイーツはなに食べても基本全部本気で甘いです。

ブルグルはちょっと今度カルディーで買ってみようかなと思ってます。

海外ではそば粉らーめんプラントベース食品が挙がっていました。

そば粉とらーめんはどちらも日本おなじみの食べ物ですね。
2024年は本格的な日本食ブームが来てるのかもしれません。

水も昨年はフレーバーをつけた炭酸水などが流行っていましたが、今年は買う側も売る側環境問題なども配慮しています。

水は日本でも白湯が注目を集め始めていますね。

地球環境やSDGsを意識したプラントベースフードは日本でも世界でもトレンドとして毎年取り上げられています。
とりわけ世界での需要は若い世代を中心に毎年大きく伸びています。

自分自身20台半ばからヴィーガンに近い食生活に切り替えましたが、ここ10年で一気に買えるものや食べる場所の選択肢が広がったと感じます。

後単純にかなりヴィーガン・プラントベースの食の質自体がかなり上がったと感じます。

これだけいろいろ予測しておきながら、きっと今年も全く予測しなかった食べ物がTikTokとかから突然バズって出てくるんだろうな、と思ってます ^_^;

SNSも追いながら今年も新たな食を楽しんでいければと思います!