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2022年の食トレンド予測!日本と世界で注目の食品をピックアップ!!

2023年1月10日

2022年フードトレンド予測(写真はヴィーガンバター)

明けましておめでとうございます!

毎年恒例となりましたが、今年も新年最初の記事は2022年にきそうなトレンド記事!!

トレンド関連の雑誌を数冊買って海外の食のトレンドもいろいろ調べてみました。

ということで、2022年の日本と世界のフードトレンドをそれぞれまとめたいと思います!



日本のフードトレンド2022年

マヌルパン

韓国発の屋台フードマヌルパン

ニンニク・バター・クリームを使ってできたパンです。

ということで、刺激と共にカロリーも高いパンとなります。

ギルティ―フリーなスイーツがある一方で、あえてギルティ―でジャンクなフードを食べたい、というのが今のトレンド。

コンビニではセブンイレブンが昨年9月に一部店舗で試験販売していたそうです。

レストランでは俺のBakeryが期間限定ショップの中で昨年販売したところ、累計4万個以上売り上げたそう。

クックパッド内でも検索需要が昨年急上昇したマヌルパン、今年くるかもしれません!

カッサータ

カッサータイタリアのシチリア島伝統のアイスチーズケーキです。

リキュールで湿らせたスポンジケーキの上に果物の砂糖漬け・ナッツ等を混ぜ込んだリコッタチーズが重ねられたケーキです。

「マツコの知らない世界」でも早速一昨日紹介されたようです。
これはいろいろ殺到しそうですね。

コンビニではローソンが昨年4月にドライフルーツとナッツのカッサータを販売し、売り切れが続出するほどの人気ぶりだったそうです。

セブンイレブンも続いて昨年10月に7プレミアムカッサータを販売しています。

マリトッツォの次にくるスイーツとしても期待されているカッサータ、今後注目です!

スフォリアテッラ

こちらもイタリア発祥のスイーツ!

イタリアのナポリ伝統の焼き菓子スフォリアテッラです。

何層も重なったひだのようなパイ生地の中にはリコッタチーズとカスタードクリームが入っています。

こちらも昨年12月に「マツコの知らない世界」や「王様のブランチ」で紹介され話題となりました。

同じくネクストマリトッツォとも期待されている(一体いくつあるんだ)のがスフォリアテッラ、注目スイーツです。

進化系バターサンド

バターサンドは昔からあるビスケットに甘いバタークリームをはさんだお菓子。

マルセイバターサンドがとりわけ有名ですね。

今後きそうなのはバターサンドを進化させた進化系バターサンド

おしゃれで可愛らしい見た目に発酵バターを使っているものが多いのも特徴!
中に挟んであるバタークリームもかなり厚くてボリューム大です。

昨年は「ホンマでっか!?TV」で紹介され、ローソンも2種類の進化系バターサンドであるサクバタの販売を開始しました。

令和使用のバターサンドに今後も注目が集まるかもしれません。

お弁当ケーキ (センイルケーキ)

韓国で大流行しているのがこちらのお弁当ケーキ

別名センイルケーキとも呼ばれています。
センイルとは韓国語で誕生日という意味だそうです。

韓国はケーキをお弁当箱に入れるのが流行っているので、お弁当ケーキと呼ばれています。

ケーキはお弁当箱サイズの小さな紙箱に入っていて見た目もカラフル、可愛らしいのが特徴!
1人用の食べ切りサイズなのでカフェで食べても、持ち帰って食べても良しです!

バリエーションも豊富でオーダーメイドすることもできます。

日本でもオンラインでお弁当ケーキを販売するお店が少しずつ増えています。

今すぐ食べたい、という方は新大久保にGoで!
STUDIO CAFE MARUでインスタ映えするお弁当ケーキを楽しむことができます!

生搾りモンブラン

文字通り生搾りのモンブランが生搾りモンブラン

生搾りモンブランの特徴は注文してからマロンペーストを搾って作られる部分です。

できたてのモンブランを楽しむことができるんです!

カルボナーラはお店によってその場でチーズを削って仕上げてくれるところもありますが、それと同じく臨場感も楽しむことができます。

できたてなのでマロンの新鮮な味わいを楽しむことができますね

生搾りモンブラン専門店も10店舗あるようで、人気とともに今後お店も拡大していくのかもしれません。

ルーサーバーガー

アメリカ発祥でその後韓国でも昨年人気となったのがルーサーバーガー

ルーサーバーガーは、バンズにドーナツを使ったハンバーガーのことです。

高カロリーでパンチの効いた濃い味付けが特徴!

いかにもアメリカっぽい!
そしてギルティ―フードですね!

日本ではDEAN & DELUCAと2foodsがルーサーバーガーを販売しています。

2foodsはプラントベース食品専門のお店なので自分も今度行ってルーサーバーガー食べてみたいと思います。

豆腐干

豆腐干(とうふかん)豆腐を圧縮・脱水し乾燥させたものです。

以前からある食材で、中国・台湾では煮物や炒め物といった料理に使われています。

味にクセがなく、幅広い料理に使うことができます。
焼きそばやパスタなどの麺料理で代わりに使うことができます

低糖質で高タンパクなので健康食材としても注目が集まってきているそうです。

今後スーパーなどで目にする機会が増えるかもしれませんね。

ハードセルツァー

カロリーを抑えたアルコール入りの炭酸飲料がハードセルツァー

数年前からアメリカのZ世代の間で大流行しています。

果汁や果実フレーバーが添加され、低糖質で甘さも抑えられているのが特徴です。
アルコール度数も5%程に抑えられています。

日本では昨年春にオリオンビールとサッポロビールがハードセルツァーを販売しています。

コカ・コーラも昨年9月にトポチコハードセルツァーの販売を開始しました。

飲料面でも健康を意識したアルコール飲料に今注目が集まっています。

プラントベースフード(植物性バター・チーズ・エッグ等)

植物性バター(プラントベースフード)

植物のみから作られたプラントベースの食品は年々需要が拡大し、販売するお店・レストランも実際に毎年増えています。

昨年はヴィーガンクリスマスケーキをまとめたのですが、数十種類のケーキを発見することができました。

10年前ではほとんど見かけなかったヴィーガン・ベジタリアンフードですが、今では普通のスーパーの棚にも陳列されています。

ソイミートやミルク等はもうここ数年でお馴染みとなりましたが、今後は植物のみから作られたバター・チーズ・卵も普及していきます

実際自分もプラントベースのバターとチーズは普段から使っています。
トップ画像の写真は自分がいつも使っているヴィーガンバターです(スーパーのライフ内ビオラルで購入しました)。

今はどれも一部のオーガニックスーパーでの扱いですが、今後プラントベースのバター・チーズ・エッグは普通のスーパーにも普及していく可能性が高いです。

後もっと先の話になると思いますが、培養肉も今後の未来に普及すると思います。
培養肉に関しては後半の海外のトレンドでピックアップしていますので、そちらをご参照いただければと思います。

ゼロ・ウェイストスーパー

ゴミをできる限り減らすことに配慮したスーパーゼロ・ウェイストスーパー

スーパーで野菜や果物を買うと、通常プラスチックやビニールで個包装されていることが多いです。

ゼロ・ウェイストスーパーでは全ての商品が個包装されずそのままの状態で売られています。

昔の日本の八百屋さん等で一般的であった量り売りですね。
唯一昔と違うのはデジタル技術を活用している部分です。

電子はかりとタッチパネルが導入されています。

電子はかりに商品を乗せるとタッチパネルに各商品の情報が自動で表示されます。
タップするとバーコード付きのシールが出るので、これを貼ってレジで決済する仕組みです。

日本初のゼロ・ウェイストスーパーとして、昨年京都に斗々屋がオープンしました。
続けて国分寺のCafé Slow内にもnue by Totoyaが昨年4月にオープン!

今プラスチックゴミが日本だけでなく世界で大きな問題となっています。

今後ゼロ・ウェイストスーパーが広がっていけば、プラスチックゴミの削減にも大きく貢献するはずです。

フレキシタリアン

フレキシタリアン

フレキシタリアンフレキシビリティー(融通性)から生まれた言葉です。

完全なヴィーガン・ベジタリアンでもありませんが、週に1~2回、または朝や昼だけ等、自分に合ったペースで定期的にプラントベースの食事を摂る人のことを指します。

自分の食生活をカテゴライズするとフレキシタリアンですね。

人といる時や旅をしている時、ブログ等で取り上げたい食品がある時はなんでも食べることにしていますが1人の時はほぼヴィーガンに近い食生活だからです。

日本では完全にヴィーガンやベジタリアンに移行するのは環境的にも欧米に比べてハードルが高かったりします。

ですが、できる限りでしたらできます。

今とりわけミレニアム世代からZ世代の間(11歳~41歳)の間でフレキシタリアンの割合は増えています。

自分もミレニアム世代なのでこれには納得です。

今後食はこれまでのようにただおいしくてお腹を満たすだけのものではなく、環境問題から動物の命そのものまで配慮した方向に大きくシフトしていくことは世界のトレンドからみてもほぼ確実だと言えます。

フレキシタリアンに関しての詳細はこちらの記事でもまとめています。

フレキシタリアンってなに?今世界と日本で増えている理由は?

世界のフードトレンド2022年

YUZU(柚子)

柚子は日本ではおなじみの柑橘ですね。

ですが、欧米ではあまり知られていません。
海外のレストラン等では徐々に柚子が料理の味付けに使われ始めているようです。

その他に、先程日本のトレンドの中でもご紹介したハードセルツァーに使われることもあるそうです。

柚子が突然世界で注目を浴びるようになったきっかけが気になるところですね。

Hibiscus (ハイビスカス)

豊富なビタミンCを含むハイビスカスが注目されています。

メキシコではAguas Fresca (アグア・フレスカ)というフルーツドリンクにハイビスカスは使われています。
西アフリカではBISAP(ビサップ)と呼ばれるハイビスカスティーを飲みます。

ハイビスカスはお茶だけでなく、ここ最近ではフルーツスプレッド(砂糖を使わずりんごやぶどうの濃縮果汁の甘味を加え作られたもの)やヨーグルト・カクテル等にも使用されています。

ハイビスカスの持つピンク色の見た目も印象的で、今後お茶以外の場面でも利用されるケースが増えていきそうです。

Potato Milk (ジャガイモミルク)

ソイミルク・アーモンドミルク・オーツミルクと様々なミルクが牛乳の代替として登場してきました。

そこに新たに加わったのがPotato Milk (ジャガイモミルク)です。

大豆やアーモンド等にアレルギーのある人でもジャガイモでしたら取り入れることができます。

また、安価に大量生産でき、大豆やアーモンドの生産に比べ環境負荷も低いことから注目を集めています。

Potato Milkの先駆けはスウェーデンで、既に一般に普及し人気なのだそうです。

味が気になるところですが、今後日本のスーパーの棚に並ぶ日も遠からずかもしれません。

MOCKTAILS (モクテル)

MOCKTAILS (モクテル)Mock(模造品・まがい物)Cocktails(カクテル)から生まれた造語です

つまり、カクテルをまねた飲み物です。

見た目はカクテルですが、アルコールが一切入っていないのが特徴。

今ミレニアル世代とZ世代の間で流行っています。

様々な果物を使ってオリジナルのモクテルを作って楽しむ人も多いようです。

BUZZ-LESS SPIRITS(ノンアルコール)

Buzzには興奮・熱狂という意味があります。
BUZZ-LESS興奮・熱狂を控えた、ということになります。

ここ数年、とりわけミレニアル世代とZ世代を中心に低アルコール・ノンアルコール飲料を飲む人が増加しています。

実際に店舗での売り上げも昨年は大幅に伸びたそうです。

若い人達も健康面を気にする人、お酒に使うお金を節約したいという人が増えていることから今モクテルのようなアルコールなしで楽しめるドリンクの需要が拡大しているのです。

Plant-Based Diet (プラントベースの食生活)と培養肉

プラントベースの食生活に切り替える人が欧米では年々増えています。

環境問題・健康・アニマルウェルフェア(動物の幸福・福祉)まで考えて食を選ぶ人が海外で急速に増えているからです。

また、ビリー・アイリッシュ、アリアナ・グランデ、ナタリー・ポートマン・等、他にも数多くの世界レベルのインフルエンサーが情報を発信しているのも大きな影響を与えていると感じます。

トップ画像の通り、海外では肉商品を主体とするKFC等ファーストフードチェーン店も需要に対応しプラントベースのチキンナゲット等を販売しています。

その他、今代替食料として注目を集めているものの1つに培養肉があります。
動物の細胞から培養して作られた肉です。

一般のレストランや家庭に普及するのにはまだ時間がかかりますが、現在様々な取り組みが海外で行われています。

日本でも日清食品が現在研究開発に取り組んでいます。

代替食として大きな可能性を秘め、今後も培養肉の研究開発は活発化していくことが予想されます。

Reducetarianism (減量主義)

Reducetarianism (減量主義)はイギリス発祥の言葉です。

日本のトレンドでピックアップしたフレキシタリアンとほぼ同義語と言ってもよいと思います。

完全に肉・乳製品を食事からカットするのが難しいので少しずつ減らすのがReducetarianism。

また、例えば牛肉を食べるとしても人の手で合成された飼料ではなく牧草で育った牛のもの、鶏も鶏舎に詰め込まれた鶏ではなく放牧で育った鶏の卵を、牛乳の代わりにソイミルクを選択するのもReducetarianismの特徴です。

健康と環境保護を目指し、できる限りの範囲で肉・乳製品の接種を段階的に減らしていくのがこれかの食のトレンドとなっています。

2022年日本と世界の食のトレンドまとめ

プラントベース・ヴィーガン・ベジタリアンの食は毎年需要が増加しトレンドにランクインしていることが分かります。

加えて、減量主義(Reducetarianism)フレキシタリアン(Flexitarian)等、自分のペースに合わせ段階的にプラントベースの食事に移行する人が増えています。

日本のトレンドではイタリア・韓国からきたマヌルパンカッサータスフォリアテッラお弁当ケーキ (センイルケーキ)等が注目ですね!

脱プラスチックを目指した斗々屋のようなゼロ・ウェイストスーパーも今後広がっていくことが予想されます。

自分の住んでいる地域に最近できたオーガニックカフェ&スーパーも量り売りでちゃんとトレンドを掴んでいました!

海外では脱アルコールが若い世代でここ数年加速していて、その流れが昨年日本にも入ってきてハードセルツァーの販売に繋がったのかもしれません。

ソイミルク・アーモンドミルクの次にくるポテトミルクも気になるところ。

日本ではおなじみの柚子が注目され始めているのも面白いですね!

先日アメリカの友達と話していて柚子のことを聞かれたので、やっぱり今向こうでトレンドになってきているからかも、とふと今思いました。

その他、“発酵食”もキーワードでピックアップしようかと悩んだのですが、取り上げていたのはごく一部のサイトだけだったので今回は取りやめ、でも来年ピックアップするかもです。

今後も食から目が離せませんね!

自分も上記にあげたもの一度はどこかで試すことができればと思います!