東京駅の「菜食弁当」はベジタリアン・ヴィーガンも楽しめるお弁当でした!!
※ 2023年に確認したらこちらのお弁当は2020年11月に販売終了しましたとのことでした T T。ただリクエストしたので詳細は記事後半でご確認いただければと思います
東京駅構内では駅弁がたくさん売っていますが、ベジタリアン・ヴィーガンの人も楽しめるお弁当はなかなかないです。
ですが、ヴィーガン認定を正式に受けているお弁当が1つだけあります!
それが今回ご紹介する「菜食弁当」です。
目次
菜食弁当とは
「菜食弁当」はその名の通り、野菜のみで作られたお弁当です。
お弁当に肉・魚介類・乳施肥品・卵は一切使用されていません。
ただ、通常のお弁当と同様に調味料やpH調整剤等の添加物は含んでおり、野菜も有機野菜を使用しているわけではありません。
添加物等は別として、動物性の食品を含まない野菜のみで作られたお弁当を食べたい、という場合にはベジタリアンの方だけでなくヴィーガンの方も楽しむことができます。
実際にベジプロジェクト認定ヴィーガンマークもお弁当には付いています。
駅弁の中でこのヴィーガンマークが付いたのは菜食弁当が初なのだそうです。
販売しているのは日本レストランエンタプライズ(NRE)です。
製造しているのは日本レストランエンタプライズのグループ会社である「日本ばし大増」です。
日本ばし大増に関してはベジタリアンやヴィーガン専門のお弁当を作っているわけではなく、肉や魚を含む和食をメインとしたお弁当を作っています。
菜食弁当は昨年2018年はパリのリヨン駅でも1ヵ月間販売されていたそうです。
フランスの方々の反応はどうだったのか気になるところですね。
菜食弁当の中身の材料と栄養成分は下記の通りです。
※2019年1月19日時点での中身の材料及び栄養成分となります
雑穀入りご飯(国産米)・白飯(国産米)・豆腐ハンバーグ和風あん和え・車麩唐揚・赤キャベツと糸寒天のマリネ(クコの実入り)・南瓜煮・玉ねぎオイル焼・舞茸煮・筍煮・ひじき煮・アスパラガスオイル焼・蓮根煮・ズッキーニオイル焼・そら豆・赤パプリカオイル焼・人参煮・大豆たん白そぼろ甘辛煮・枝豆・ごま・植物油
調味料(アミノ酸等)・pH調整剤・V.B1・グリシン・トレハロース・酸味料・ダイズ多糖類・加工でん粉・凝固剤・酸化防止剤(V.C、V.E)・増粘多糖類・水酸化Ca・漂白剤(亜硝酸塩)・リン酸塩(Na)・酒精、(一部に小麦・大豆・ごまを含む)
栄養成分
熱量:500kcal
たんぱく質:10.6g
脂質:13.3g
炭水化物:81.5g
食塩相当量:2.5g
駅弁屋祭・駅弁屋までの行き方
まず、東京駅のどこで菜食弁当は買えるのかということですが、駅弁屋祭もしくは駅弁屋で販売しています。
どちらも東京駅構内なので、電車に乗って東京駅で降りた場合、改札から出る必要はありません。
駅弁屋祭も駅弁屋も東京駅の1Fに位置しています。
駅弁屋祭は丸の内中央改札口が一番最寄りとなります。
丸の内中央改札口の目の前、中央通り沿いにあります。
駅弁屋は丸の内中央改札口を背に、駅弁屋祭のある角で右に曲がります。
そのまま直進していくと左手に見えます。
または、丸の内南改札口を背にして、南通りを真っすぐ行ってもらっても着けます。
駅弁屋祭からは1分程かかるかかからないかぐらいの距離です。
菜食弁当を買って食べました!
用事があって東京駅に来たので、帰りがけに前から気になっていた菜食弁当を買うことにしました。
とりあえず駅の1Fを適当に歩いていたら見つかるかな~と思ったら、案外あっさり発見!
それが駅弁屋というお店です!
見つかったのは良いのですが、なんと売り切れ、ガーン ( ̄∇ ̄)!!
他で売っているお店はないか聞いてみると、駅弁屋祭という場所で売っているとのこと。
駅弁屋祭、ここは買ったことないけど入ったことはある!
ということで駅弁屋祭に移動!
そして到着!!
この駅弁屋祭では、なんと200種類以上の駅弁が販売されているのです。
どれにしようか迷ってしまいますね~。
と言いつつ買う駅弁は決まっているので早速店内を歩いて探す。
で、発見、こちらが「菜食弁当」!
英語でVEGETABLE BENTOの表記も。
ヴィーガンマークも付いています。
お値段は税込み930円です。
ということでお買い上げします!
正直昨日の夜からなにも食べてないのでお腹が減った、今食べたい、もはや駅の中で!
で、食べる場所探して東京駅内を巡りました。
そして無料のテーブル付きフリースペース発見、ここで食べることにします!
(ちなみにここは地下1階にあるびゅうスクエアという所で、“銀の鈴”のすぐ側です)
それでは開封します!
鮮やかで美味しそう!
通常の白米と雑穀入りのご飯の2種類が入っています。
白米の上には大豆でできたそぼろものっています。
それではいただきます!
感想としては、全体的にあっさりとした味付けで美味しい!
野菜によってはしっかりと昆布だしで味付けがされていました。
こちらは車麩を揚げたもの。
車麩の唐揚げですね。
こちらは豆腐ハンバーグ。
和風のあんが豆腐ハンバーグによく合ってこれもまた美味しかった!
ピンク色のカップに入っているのは柴漬けかな、と塩辛い味を想像して食べたらむしろ甘酸っぱくてびっくり!
これ、赤キャベツと糸寒天のマリネでした。
アクセントに赤いクコの実も添えてあって美味でした!
その他にも玉ねぎオイル焼・舞茸煮等もカップの下には入っていました。
最終的に菜食弁当は美味しかった、自分は満足です!
最後にちょっとした要望を上げるとしたら、添加物ももう少し減らしたお弁当だったらより嬉しいなと感じました。
お米は国産ですが、他の野菜はどこ産なのかも少し気になるところです。
販売終了してたのでリクエストメッセージ送りました
この菜食弁当、残念ながら2023年6月現在販売終了しています T T
ですが、日本でも海外でもヴィーガン・ベジタリアンの弁当の記事にはそこそこアクセスがあるんです。
ちなみに海外向けに自分が書いた記事はこちらです(自分の英語で書いたヴィーガン・ベジタリアンレストラン検索サイトにとびます)。
Saishoku Bento (Vegan Lunch Box)
けっこうみんなから見てもらえているのに、今は菜食弁当販売終了でご紹介できないもどかしさ。
需要はあるのに供給がない、これ販売してる側も普通に機会損失です!
ということで先日株式会社JR東日本クロスステーションフーズカンパニーに直接メッセージ送りました。
日本からも海外からも菜食弁当の記事にはアクセスそれなりにあるのに肝心のお弁当が販売されていないので再販希望です、といった趣旨のメール送りました。
担当の方からは、菜食弁当は2020年11月30日に実際に販売を終了しました、いただきました貴重なご意見は、今後の商品開発の際に参考にさせていただきます、とのお返事がありました。
会議とかでとりあえげて検討してもらえると嬉しい限りです。
ということで、もしかしたら声が届いて菜食弁当再販になるかも、という淡い期待を抱いてます。
ヴィーガンデリの宅配サービスも
菜食弁当は残念ながら現在販売終了してしまったのですが、2024年は新たにヴィーガンデリの宅配サービスも始まりました。
それがブイクックデリ
東京駅の実店舗で買えるわけではありませんが、ヴィーガンの冷凍デリを宅配で注文することができます。
10種類のヴィーガンメニューから選ぶことができ、どれもたんぱく質を11.5g以上しっかり取ることができます。
元大使公邸料理人である遠藤シェフ監修のヴィーガンデリです。
ただ、あくまでデリのみなのでお弁当と違いお米などはついてきません。
価格は1食970円からとお手頃でしたので、自分も早速今回注文してみました。
これからどんなヴィーガンデリが届くのか楽しみです!
| 選べる10種類のヴィーガンデリ |
まとめ
ベジタリアン・ヴィーガンも楽しめるお弁当というのは貴重ですね!
数年前まで見たことありませんでした。
きっと要望が増えてきているのですね、後はオリンピックに向けてということもあるのかもしれません。
こちらの菜食弁当ですが東京駅以外にも、新宿駅・品川駅・上野駅・大宮駅の「駅弁屋」売店でも販売されていましたよ!
と言いつつ2023年現在は販売終了しているのですが。
要望も直接送ったことだし、また再販してもらえると嬉しい限りです!
後、お弁当ではありませんが、東京駅は下記T’sたんたんのベジラーメンもとってもお勧めです!
正直今まで食べたベジラーメンの中ではT’sたんたんが自分は一番美味しかったです!
東京駅でベジタリアンラーメンを食べるならT’sたんたんがお勧め!
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